四季の森ニュース
- 更新日2022年09月01日
- カテゴリ四季の森だより
朝は雨が降ったり止んだりしていましたが、
青空が見え始めていました。
ただ、日中は不安定な空模様が続き、
雷も時々鳴って、激しい雨が降った時間帯もありました。
夕方になり、雨は落ち着いた感じで、薄日も差しています。
今日は「防災の日」です。
9月1日は関東大震災が発生した日であり、
9月は伊勢湾台風で大きな被害を被った時期で、
地震や風水害等に対する心構えを育成するため創設されました。
秋雨前線や台風の影響で、雨が多くなる時期でもあります。
今日も激しい雨が降りました。
どうぞ皆様、改めてご来荘時の避難についてお考えいただき、
防災グッズなどの準備をお願い致します。
今日はニュースの更新時間がありませんので、
画像のみお届けします。
朝は青空が見え始めていたのですが、周辺の山々は見えませんでした
昨日トビを撮影した場所を見ると、
昨日よりも多くのトビたちが集まっていました。
カラスもいます。
どれがカラスかわかりますか?
観察していると、みんな飛んで行ってしまいました
原村郷土館、まてのくら
オミナエシはまだまだ見頃
まるまち湖
西側はこんな青空が広がっていました
朝市広場のノリウツギ
立場林道
県道鉢巻線
しらかば平入口(村道)
午前中は蒸し暑かったのですが、
雨が強く降り出すと気温が下がって涼しくなりました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 17.4℃ 15:00現在
今日のセンター 16時30分頃撮影
- 更新日2022年08月31日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝はまだ雨が残っていて、降ったり止んだりしていました。
通勤時間帯くらいから雨が上がって、徐々に日差しも出るようになってきました。
朝晩はひんやり涼しいのですが、日中はムシムシと不快な湿度です。
今朝は雨がパラパラしていましたので山の眺望は全くありませんでした
ソバの花が美しいです
この水田だけなのですが、イネが黄金色になっています
立沢地区大規模水田地帯では、牧草ロール(ロールベールラップサイロ)が出来上がっていました
カメラを構えていると、採草地の奥のほうで動くものがあります
大きな鳥です どうやらトビのようです
1羽だけなのかと思っていたら、
間隔をあけて何羽もいます
飛び方がまだ下手なので、巣立ったばかりのヒナたちでしょうね
採草地には、5羽ほどのトビがいました
地面に降りることがあるんですね
ネズミやモグラなどのエサの獲り方を勉強中なのかもしれませんね
今日は外出の機会があり、蓼科方面へ出向いたのですが、
途中、茅野市泉野のエコーライン沿いの水田地帯でも、
トビを発見!
1羽しか撮影できませんでしたが、
近くの水田にはやはり4~5羽ほどのトビがいました
あちこちで巣立ちを迎えているトビです
危険を察知して逃げて行ってしまいました
ふと水田地帯へ入り込むと、こうした光景が見られるかもしれません。
トビはあまり積極的な狩りはしません。
というのも、雑食性で弱ったものや死んでいるものを食べることも多く、
生ゴミなどを食べる場合もあるようで、
「トンビがタカを産む」ということわざがありますが、
猛禽類の中でもランクが低く見られる要因は、こんなところにあるようです。
またトビは、タカ科の仲間の中では珍しくは群れを作る習性があるそうです。
普段は、高いところを飛んでいる姿を見ることが多いトビですが、
田畑などで間近に見られる時期なのかもしれませんね。
茅野市豊平地区の水田(エコーライン沿い)
さて、今日は8月の最終日です。
俳句の季語で、8月の最後の日を「八月尽」といいます。
あまり馴染みのない言葉ですが、
「尽」とは、終わりという意味がありこう呼ばれます。
旧暦の「三月尽(春)」「六月尽(夏)」「九月尽(秋)」などは、
季節の移り変わりを惜しむ言葉なのですが、
「八月尽」は、夏休みや避暑の時期が終ることを表す初秋の季語になるそうです。
今朝、通勤途上で見つけた花です。
ギボウシ(擬宝珠)
雨で下を向いてしまっていますが、白く大きな花です
シュウカイドウ(秋海棠)
本日の蓼科湖の様子です。
午前中は蓼科山も北横岳も見られませんでした
蓼科湖から望む八ヶ岳
そして、茅野市湖東地区からの八ヶ岳
まるやち湖からの八ヶ岳です
ちょうどタイミングよく八ヶ岳が見え始めていました
まるやち湖駐車場のクルミの木も黄色に色づき始め、風に吹かれてハラハラと落ちてきます
午後は晴れる時間が徐々に増えてきました。
販売管理センター 28.5℃ 14:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 23.4℃ 14:30現在
今夜は晴れるものの、明日は再び曇りの天気へ変わりそうです。
秋雨前線の動きによっては雨がパラつくことがあるかもしれませんね。
台風の動きも心配です。最新の情報をご確認下さい。
- 更新日2022年08月28日
- カテゴリ四季の森だより
昨日の天気予報通り、未明から朝方にかけて雨が降ったようです。
まだ通勤時間帯の頃には雨が残っていて、
その後雨は上がったものの、霧が発生して、
肌寒い陽気の午前中でした。
今朝は井戸尻史跡公園の赤ソバ畑がどうなっているか立ち寄ってみましたが
まだ芽が出たばかりでした。
こちらの花はまだ先になりそうです。
今朝は山が全く見えていなかったので、
県道鉢巻線を通って出勤しました。
初夏に花を撮影したホオノキにはいくつも実がなっていて、茶色く色づいてきていました
(ピンボケですみません)
富士見ペンションビレッジ付近では、サルビアが鮮やかに咲いていました
鉢巻線では紅葉している木も見られました
道路脇の法面には、オトコエシ(男郎花)が群生しているところがありました。
白い花なので、遠目にはヒメジョンが咲いているようにも見えます。
そろそろ山が見え始めるのではないかと思い、まるやち湖にも立ち寄ってみました。
まだ雨が降っていて、八ヶ岳も薄っすらと見えるだけでしたが、
村道原村ペンション線を通過する頃には山が見えるようになっていました。
このまま天気が回復するのかと思ったのですが、
9時過ぎから霧が発生し、八ヶ岳は隠れてしまいました。
昼前から霧は収まり、少しずつ天気は回復しています。
さて、八ヶ岳自然文化園でそろそろエンビセンノウが咲き始めたのではないかと思い、
園内の湿生花園を見てきました。
まだ咲き始めですが、鮮やかな朱色の花が目立っていました
エンビセンノウは、ナデシコ科センノウ属の多年草です。
湿気の多い山野に生えますが、分布域が狭いため乱獲や盗掘が多く、
近い将来、野生での危険性が高いとして環境省のレッドリストに指定されています。
エンビセンノウ(燕尾仙翁)の漢字の通り、燕の尻尾のような花びらが特徴です。
まだちらほらしか咲いていませんが、つぼみの株も多くありますので、
もう少し先になると多くの花が見られると思います。
湿生花園では現在、
サワギキョウ(終盤です)
エゾミソハギ
ユウガギク
キンミズヒキ
アサマフウロの群生が見られます
咲き始めたばかりの花は、
ノコンギク(野紺菊)
ノダケ(野竹) まだつぼみですが面白いですね
オトコエシ
ミズヒキ
ヤマハッカ(山薄荷)
ミゾソバ(溝蕎麦)
ヤマトリカブト(山鳥兜)などです
その他、
ノアザミ
サワヒヨドリ
ハンゴンソウ(反魂草)が咲いています
ちょうど、夏の花と秋の花との入れ替わる頃で、両方の花が楽しめる時期でもありますね。
ピクニック広場のオオバボダイジュ
ヤマウルシ
ナナカマドの紅葉も始まっています
今日は8月最後の日曜日ということで、多くの来園者で賑わっていましたが、
湿生花園はとても静かでした。
皆様もどうぞ散策にお出掛け下さい。
午後は、天気が回復し14時頃から日が差すようになり、気温も上昇してきました。
販売管理センター 23.5℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 19.1℃ 15:00現在
こけもも平の今日の最高気温は20.3度(14時10分観測)でした。
すっかり秋の気温ですね。
このまま天気は回復し、明日にかけて「晴れ」になるようです。
今日のセンター
スズランノキが色づいてきました
センター事務所の窓にとまったホシベッコウカギバ
半透明の美しいガです
クマノミズキ、ヤマボウシを食べるそうです
- 更新日2022年08月27日
- カテゴリ四季の森だより
昨夜は雨が降らなかったせいか、今日は朝から晴れていました。
湿度が高いので霞んでいましたが、八ヶ岳がよく見えていて、
久しぶりに爽やかな朝でした。
今朝は、長野県と山梨県との県境にある先達甲六公園に立ち寄り、
ソバの花の様子を見てきました。
残念ながらまだ花は咲いていませんでしたが、もう少しで咲き始めるのではないでしょうか。
先達甲六公園では、サルスベリが満開になっていました
今朝の八ヶ岳
こちらはいつもの立沢地区大規模水田地帯ですが、雲が増えていました。
高い、秋を感じさせる雲です。
入笠山方面 山にかかる雲ではなく、手前の雲で山頂が見えません
ソバの花を独り占めしているようで嬉しくなります
ソバは、種まきが終ったばかりの畑もあるので、あちこちでまだまだ楽しめます
今日の別荘地内の様子をご覧ください。
からまつ平E・F区画
立場林道(からまつ平D・A区画)
キツリフネ(黄釣船) エゴノキ(野茉莉)の実
ヨモギの葉が紅葉してきました
しらかば平S区画
しらかば平V・W区画 霞んでいますが阿弥陀岳がよく見えています
フロックス シロヤマブキの実
既に葉が枯れ始めている木もあります
こけもも平1・3区画
こけもも平1・4区画
しらかば平からは阿弥陀岳が見えていたのですが、
こけもも平に着いた頃には見えなくなっていました。
アキノキリンソウ(’秋の麒麟草) イタドリ(虎杖)の花で吸蜜中のヤマトシジミ
ヤマブドウの葉
虫の音も聞こえてきて、少しずつ秋を感じるようになってきました
さて、別荘地内で可愛い花を咲かせているのが、
ヤマハハコ(山母子)です
黄色い花が咲くハハコクサに似ていて、山に生えていることから名付けられました。
ただハハコグサとは属が違います。
白い花のように見えるのは総苞片なので、花は真ん中の黄色い部分です。
ヤマハハコの学名「Anaphalis margaritacea」ですが、
後半部分(種小名)はギリシャ語の「真珠」を意味する言葉で、
純白で真珠のような、つぼみの頃のヤマハハコを表しているようです。
つぼみはころんと丸く本当に真珠のようですね
雌雄異株のヤマハハコですが、
雌株は、黄色い筒状花が均一に揃っていますが、
雄株は、筒状花からおしべが飛び出しているので、区別がつくようです。
雄花と雌花が共存して同じ株で見られる(両性花)場合もあるそうなので、
そんな株も探してみるのも面白そうですね。
今日は八ヶ岳がよく見えていたので、まるやち湖からの八ヶ岳をご覧ください。
なかなか山が一望できる時間帯が少ないのが残念です。
今日も午後は天気が下り坂のようです。
ホウセンカ(村道原村ペンション線)
コスモス(村道原村ペンション線)
3色ミックスがいいですね
ノリウツギ(朝市広場)
お昼頃から徐々に雲が広がってきました。
15時現在まだ雨は降っていませんが、風が出てきたので、降り出すかもしれません。
販売管理センター 25.5℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 20.9℃ 15:00現在
午前中は気温も上がって暑かったのですが、
日差しがなくなったので、気温も下がって来て涼しくなりました。
明日の未明から朝にかけては雨が予想されています。
今日のセンター 15時撮影
センター裏手のヤマザクラの紅葉
ユウマダラエダシャク(夕斑枝尺)
- 更新日2022年08月26日
- カテゴリ四季の森だより
昨晩はかなりまとまった雨が降りました。
朝には上がっていて、青空も見えていました。
入笠山方面 ソバの花が見頃です
八ヶ岳は雲に覆われていましたが、時間とともに回復しています。
さて、一昨日センターの裏手でカミキリムシを見つけました。
昆虫好きな方が見つけたら、思わずテンションが上がる虫ですね。
カミキリムシの仲間はカラフルな種類が多く人気のある昆虫です。
一方で、樹木を加害するやっかいな存在でもあります。
特に幼虫は樹木の内部を食い荒らして穴を開けてしまうことから「テッポウムシ」とも呼ばれます。
他に、幼虫がひそんでいる薪を焚き上げた時の破裂音から「テッポウムシ」と呼ばれるようになった
という説もあります。
カミキリムシは鞘翅目カミキリムシ科に分類される甲虫の総称です。
「紙切り」とか「噛み切り」と思っている方も多いと思いますが、
漢字では「髪切虫」と書き、噛む力が強く、髪を切ってしまうほどだとうのが
名前の由来のようです。
カミキリムシの幼虫は、木の幹の中に生息し、その内部を食べて成長します。
そして成虫になると、木の皮を食べるもの、食物の葉や茎を食べるもの、
花の蜜を吸うものなどに分かれます。
画像はゴマダラカミキリだと思いますが、
長い触角と黒い体に白い斑紋が特徴で、カミキリムシの中では中くらいの大きさになります。
森林や雑木林、緑の多い住宅地など広く生息しており、
クワの木やバラ科の植物、イチジクなどをエサにしています。
木の食害をするやっかいもののイメージが強いカミキリムシですが、
多くのカミキリムシは既に枯れた木を食べて分解してくれるので、
自然の循環サイクルに欠かせない重要な役割を担っている昆虫のひとつです。
将来の食糧不足を解決する新たなタンパク源として「食用コオロギ」が注目され、
茅野市内に養殖加工場がオープンしたというニュースを最近見ましたが、
カミキリムシの幼虫も実は食用になるそうで、焼き上げるとバターのような風味がするそうです。
諏訪地方は、昆虫食文化が根付いている地域なので、あまり驚きませんが、
カミキリムシも食べられる昆虫のひとつだったんですね。
今朝のまるやち湖です。
今朝は綺麗に見えていました
ユウガギク(柚香菊)
キンミズヒキ
イヌタデ
ハナトラノオが満開です
そして、センター横にある散策路「からまつの小径」でみつけたキノコです。
午後は、晴れているもののまた雲が広がってきました。
南八ヶ岳
北八ヶ岳は山頂までよく見えていました
ちっとも夏らしい天気がないまま秋になってしまいそうですね。
半場管理センター 29℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 23.9℃ 15:00現在
湿度が非常に高く、蒸し暑い日中でした。
今日のセンター
ジョウビタキ(オス)