四季の森ニュース

- 更新日2021年10月03日
- カテゴリ四季の森だより
今日は全国的に晴れという予報通り、
朝から雲一つない青空が広がりました。
そして、今朝は冷え込みました。
こけもも平の観測データによりますと、6時台に6.3度を記録しています。
いよいよ氷点下も目前といった感じですね。
今朝の八ヶ岳 富士見町立沢地区の公園より
富士山は、富士見高原リゾートのスキー場付近からの撮影です
富士見高原リゾートから見る甲斐駒ヶ岳
今朝は、鉢巻道路沿いの紅葉がどうなっているのか気になったので、
鉢巻道路を経由してみました。
鉢巻道路沿いのヤマザクラが綺麗に色づいてきていました。
かなり色づいている木もあったのですが、朝日で日陰と日向がくっきり分かれてしまい、
うまく撮影できませんでした。
ヤマザクラの他に、
ツタウルシが美しく紅葉していました。
鉢巻道路沿いはツタウルシがたくさん見られます。
ウルシ科の植物は他の樹木に先駆けて色づくので森の中でよく目立ちます。
名前の通りツル性で、ツルから気根を出し他の樹木の幹を這い上がり日の当たる場所で葉を広げます。
紅葉した後は葉を落としますが、ツルは残ったままなので、
葉が落ちると木に絡みついた姿がよく観察できます。
紅葉の美しさとは裏腹に、ウルシ科ですから、ウルシオールというかぶれ成分を持っています。
しかも、ウルシ科の中では最強とも言われていますので、
近づいて触ったりしないようご注意下さい。
森林を管理する方々にとっては厄介者なのかもしれないツタウルシですが、
絡みついた木を枯らしてしまうことはないので、そのままにされることも多く、
こうして美しい紅葉が見られます。
今日は快晴で、何を見てもカメラに収めたくなります。
外出した際、エコーライン沿いで八ヶ岳全体を撮影してみました。
南側から北側へ移動していきます
蓼科山切れてしまったのでもう1枚
美しい八ヶ岳が撮影できました。
空にはノスリが獲物を探して飛んでいました
まるやち湖からも八ヶ岳がくっきり見えていました
別荘地内の様子もご覧ください。
しらかば平
しらかば平
からまつ平(共用道路)
からまつ平(立場林道)
こけもも平
こけもも平(沈砂池)
ノブドウ
ノブドウの実
ドングリ
朝は少し冷え込みましたが、日中は気温が上がって過ごしやすい陽気になりました。
販売管理センター 20℃ 17:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 15.6℃ 17:00現在
明朝も放射冷却で冷え込むようです。どうぞ暖かくしてお過ごし下さい。
今日のセンター
今日の夕焼け
- 更新日2021年10月01日
- カテゴリ四季の森だより
台風16号の影響で、昨日の夕方から雨が降ったり止んだりしていますが雨量は多くありません。
午前中は、時折霧が出て見通しが悪くなっていました。
台風の強風域に長野県も入っているため、風がやや強めに吹いていますが、
突風のような風ではありません。
ただ、日差しが全くないので、今日は寒い1日になっています。
今朝の八ヶ岳方面 雲が立ち込めています
入笠山方面も真っ白
さて、今日から10月です。早いですね。今年もあと3ヶ月だと思うとなんだか焦ってしまいますね。
10月の和名は「神無月」です。
名前の由来は諸説ありますが、一番有力説なのは皆様ご存じの通り、
出雲大社に神々が集まるため、神様が不在となる月というものです。
神々が集まるとされる出雲の国では、10月は「神有月、神在月」と呼ばれ、
出雲大社では、神在祭が行われています。
他にも、雷が鳴らない月「雷無月」や、新穀でお酒を醸す月「醸成月」からとか、
6月の「水無月(みなづき)」と同じように「無」を「の」と読むという説などがあります。
出雲大社に神様が集まると言われていますが、
すべての神様が集まるわけではありません。
一説によると、出雲に集まるのは「国津神(くにつかみ)」と呼ばれる
オオクニヌシノカミなど地上に住む神様のみで、
「天津神(あまつかみ)と呼ばれる
アマテラスオオミカミなど高天原から降臨した神様は集まることはないようです。
ですから、伊勢神宮に祀られているのはアマテラスオオミカミ(内宮)や
トヨウケノオオミカミ(外宮)という天津神なので、
伊勢神宮の神様は出雲へは行かないのだそうです。
また、全国の神様が出雲に集まるから、
神様が不在の土地を参拝するのは無意味ではないかと考えてしまいますが、
忙しくて出雲へ行けない七福神の恵比寿様や、金毘羅様、道祖神などが
留守番をしてくれるので大丈夫のようです。
神様を迎える出雲の国では、旧暦の神無月に合わせ「神迎行事」「神在行事」など、
数多くの神事が行われるそうです。
四季の森周辺の鉢巻道路沿いが美しくなってきました。
他にも、
立場林道
共用道路なども綺麗です。
八ヶ岳自然文化園付近も、
真っ赤に色づいたヤマザクラが目立ちます
今日は雨のおかげで紅葉の色がより鮮やかに見えます。
午後も霧雨のような細かな雨が続いていましたが、夕方になり雨は上がったようです。
ただ風は強く、木の枝が大きく揺れ、枯れ葉が風に舞っています。
倒木、落枝などにはご注意下さい。
販売管理センター 17℃ 17:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 14.3℃ 17:00現在
夜には晴れてくる予報です。
今日のセンター
昨日の幻想的な日没
もう少し時間が早ければもっと綺麗な色合いだったと思われます。
- 更新日2021年09月30日
- カテゴリ四季の森だより
今日も雲はあるものの晴れています。
朝のうちは霧が発生していましたが、時間とともに晴れてきました。
低気圧や台風の影響はなく、少し風がいつもより吹いているかなといった程度です。
今朝の八ヶ岳方面 霧が晴れる間際です
西側も雲海というのか朝霧で見通しが悪くなっていました
今朝はノスリが低い位置にいたので撮影しようとカメラを向けた瞬間に、逃げられてしまいました。
これでは何の鳥かわかりませんね。
まるやち湖まで上がると山が見えていました。
今朝は、湖の周りを少し歩いてみました。
ミゾソバ
オオダイコンソウ
ゴマナ
ヨメナ
フジバカマ
アキノキリンソウ
ノアザミ
イヌタデ
ヤクシソウ
ススキ
ガマの穂
一見、花は終わりかなと思ったのですが、よく見ると秋の花がまだ見られます。
紅葉と花が見られるのもこの時期ならではですね。
今日は所用で外出しました。
周辺は、約3割ほどの水田で稲刈りが終わっていましたが、
まだ黄金色の稲穂はまだ見られます。
八ヶ岳 茅野市湖東地区にて撮影
蓼科山と北横岳
黄金色の絨毯ですね
この風景が見られるのも、あと数日でしょうか。
さて、今朝家の玄関を開けたところ、
カマキリがいました。
大きな獲物を鎌で捕らえ、捕食する昆虫界のハンター「カマキリ」ですが、
大きな目がついた三角形の顔を自由に動かすところや、威嚇するポーズなど
どことなく愛嬌があり、子供たちに人気がある昆虫ですね。
カマキリの名前の由来は「鎌で切る」からという説や、
「鎌を持つキリギリス」からなどと言われています。
そもそも、カマキリの鎌は、敵を切るためのものではなく、
獲物をガッチリ捕らえるためのものだそうです。
そして、色や形からキリギリスやバッタの仲間だと思われがちですが、
ゴキブリやシロアリと同じ網翅目というグループに属しているそうです。
カマキリは秋に交尾・産卵を行い、生まれた卵は翌年の春に孵化します。
チョウやガの幼虫はイモムシの姿で生まれますが、
カマキリの幼虫は卵からかえった時点で、成虫と同じ姿をしており、
さなぎにはならず、脱皮を繰り返し大きく成長していきます。
また、交尾・産卵を終えるとほとんどのカマキリはその生涯を閉じることになります。
カマキリの卵鞘は、草の茎や樹木の幹や枝、建物の壁面で見られます。
カマキリは秋の季語にもなっています。
カマキリが見られるのもあとわずかですね。
我が家のミセバが満開になりました
紅葉がもう少し進んでくるといい感じなのですが。
午後になり雲が厚くなり、日差しもなくなりました。
15時半頃から雨がパラパラ降り出しています。
販売管理センター 21℃ 15:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 16.7℃ 15:30現在
今日のセンター
しらかば平入口付近
昨夕の西の空
- 更新日2021年09月29日
- カテゴリ四季の森だより
今日は秋の高い雲が広がっています。
薄日が差していますが、時々雲の合間から強く日が差す時間帯もあります。
湿度は高めですが、風がそよそよと吹いていて過ごしやすい気温です。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
秋らしい「さば雲」
さば雲やいわし雲は、低気圧が近づいている時に現れやすいと言われています。
天気図を見ますと、確かに中国大陸から朝鮮半島にかけて伸びる前線があるようです。
台風も近づいていますしね。
今日は、更新時間が短いため、画像を中心にお届けします。
今朝は井戸尻史跡公園の赤ソバ畑が見頃ではないかと立ち寄ってみました。
ちょうど見頃になっていました
復元家屋と水車小屋
白い花も混じっていますが、赤い花が大半を占め、全体的にはピンク色です。
可愛らしい色合いですよね。
白いソバ畑は実に変わっていますので、まだソバの花が楽しめるのが嬉しいです。
1つの畑だけしかないのですが、道路沿いなのでとても目を引きます。
皆様も機会がありましたらお出掛け下さい。
周辺の様子です。
もみの湯付近
イチョウ(もみの湯バス停)
立場林道
原村第2ペンションビレッジ「ふれあいの小径」のナナカマド
センターのシラカバ
先日、まるやち湖周辺で見つけました。
アオゲラ
アカゲラ
午後は、午前中より雲が広がり、風も強くなっています。
台風の影響でしょうか。
販売管理センター 22℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 17.6℃ 15:00現在
現在の予報では、明日は晴れ、明後日雨が少し降るとのことですが、
これからの台風の動きにご注意下さい。
今日のセンター
ハート型に色づいた栗
- 更新日2021年09月27日
- カテゴリ四季の森だより
昨日の雨は夕方には上がり、今日は晴れました。
午前中はまだ雲が多く、日差しもない時間帯もありましたが、
10時頃から爽やかな秋晴れとなっています。
今朝は冷え込んで、こけもも平の観測データを見ますと、
6時台に7.9度を観測しています。
いよいよ1桁台の気温になりましたね。
今朝の八ヶ岳 山頂が少し見えるだけでした
入笠山方面
初冠雪した富士山が見られると思ったのですが、雲が多い上に逆光でわかりませんね
富士山は、今月7日に雪が確認されましたが、山頂付近の気温が今シーズン最高を更新したため、
7日の初冠雪の発表は取り消され、26日が初冠雪ということになりました。
平年より6日早いということです。
さて、別荘地内や周辺ではヤマウルシの紅葉が美しくなってきました。
ヤマウルシは、ウルシ科ウルシ属の落葉小高木です。
塗料となる樹液が採れる中国を原産とするウルシとは別の木なのですが、
ウルシに似た枝葉を持ち、山に生えることから名づけられました。
日本以外にも中国や朝鮮半島で自生している樹木です。
秋になると、他の木々より一足先に色づくので、
山の中でもよく目立ちます。
ウルシと同様に、ヤマウルシの樹液は漆器や工芸品の塗料としても使われますが、
多くの樹液が採れないので、今では利用されることは少ないようです。
また、果実は和ろうそくの原料となるそうです。
ウルシ属は、樹液や葉にウルシオールというかぶれ成分が含まれているため、
触れたりするとかぶれることがありますのでご注意下さい。
これから気温が低くなるにつれ、より鮮やかに紅葉した葉が楽しめます。
スタッフが、休日に北八ヶ岳池めぐりトレッキングをしてきましたのでご覧下さい。
大河原峠を出発、
双子山山頂です
山頂からは、
蓼科山(右)北横岳(左)の眺望が広がっています
双子池(雌池)
雨池です
大河原峠でヤマネに遭遇 可愛いですね
7月31日にご紹介した双子池だけの池めぐりですと2時間程でしたが、
雨池まで足を延ばしますと、4時間程のコースになります。
池の周りの紅葉もだんだん見ごろになってきているようです。
短時間で周れますので、今日は天気がいいから行ってみようといった感じで、
気軽に楽しめるのがいいですね。
今日は、所用で原村中心部まで出向いたのですが、
途中、稲穂と街並みが美し見えていましたので、思わず撮影しました。
よく見ると、繋ぎトンボが写っています
そして、諏訪湖も見えていますよ
稲穂も美しい
水田の土手に咲くコスモスも、そよ風に揺れています
午前中は八ヶ岳は雲がかかっていましたが、午後は雲も晴れてきたようです。
道路に落ちた枯れ葉は、朝は雨を吸って濡れていましたが、
15時頃その上を歩いたところ、カサカサに戻っていました。
カサカサの音がなんとも心地いいです。
販売管理センター 20.5℃ 16:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 16.2℃ 16:30現在
日が沈むとアッという間に寒くなってきます。
どうぞご自愛ください。
今日のセンター
センター入口花壇で咲き出したコルチカム






