四季の森ニュース
- 更新日2022年10月31日
- カテゴリ四季の森だより
今朝も寒い朝でした。
朝は上空に霧が発生していましたが、次第に晴れ、
午前中は快晴で、気温も上がっています。
今朝の八ヶ岳 霧(雲海)が急に晴れて見通しがよくなりました
入笠山 雲海が広がっています
富士山
まるやち湖では気嵐が見られました
気嵐は、蒸気霧のひとつで放射冷却によって冷え込んだ陸地の冷気が
相対的に暖かい水の上に流れ込んで発生します。
湖面からもうもうと立ち上る蒸気、温泉のようですね
朝日が当たるようになるとあっという間に蒸気は消えてしまいます
八ヶ岳自然文化園入り口のモミジは、葉を落とし始めていますがまだ綺麗な色を保っています
ペンション街にはハロウィンカボチャの飾りも見られました
今日はハロウィンですね
村道原村ペンション線のサラサドウダンも色褪せてきました
さて、今日は所用で蓼科へ出向きました。
蓼科はモミジの名所で、毎年美しい紅葉がとても楽しみなのですが、
今年も色鮮やかな紅葉が見られました。
やや終盤になりつつあるものの、極端な天候(雨・風)がなければ、
週末頃までは楽しめるのではないかと思います。
プール平
プール平 山もオレンジ色になっています
滝の湯入口
蓼科湖(蓼科山、北横岳)
蓼科湖畔は高低差も少なく、湖周の散策がお勧めです
青空とのコントラストいいですね
蓼科湖から見る八ヶ岳
蓼科高原カントリークラブ
ドウダンツツジと合わせて赤一色
蓼科はダンコウバイも多くあります
照光寺のサクラの紅葉はほぼ終わりですが、
まだ葉が残っている木もあったり、ドウダンツツジの紅葉も見られます。
皆様も蓼科で紅葉狩りなどいかがでしょうか。
11月初旬まで、蓼科湖畔では紅葉のライトアップが行われています。
さて、今日はハロウィンですね。
日本でも、誰もが知っているイベントになりつつあるハロウィンですが、
ハロウィンの飾りには、カボチャは欠かせないアイテムです。
ハロウィンカボチャは、観賞用の品種で、
日本では北海道など一部の地域だけしか生産されていないのですが、
ここ原村も生産地域のひとつなんですね。
八ヶ岳中央農業実践大学校の畑では毎年多くのハロウィンカボチャが生産され、
10月に入ると全国各地へ出荷されています。
9月15日撮影 いろんな形のハロウィンカボチャです
蓼科の帰りに農場へ立ち寄ってみました。
大小さまざまなハロウィンカボチャが並んでいました
秋の収穫に感謝ですね
今日は天気もいいので牛たちものんびりです
芝生広場
今日は豊平塩之目地区から八ヶ岳を撮影してみました。
八ヶ岳(南側)
八ヶ岳(北側)
車山、霧ヶ峰
午後も秋晴れが続きました。
販売管理センター 15℃ 16:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 10.7℃ 16:00現在
明日は天気が下り坂で、雨が降る時間帯もありそうです。
今日のセンター
カラマツ
- 更新日2022年10月29日
- カテゴリ四季の森だより
しばらくニュースをお休みさせていただいておりましたが、
本日から再開いたします。
この1週間で朝晩の気温はさらに下がり、
四季の森から見える山々も白く雪化粧した姿が見られました。
休み前に美しく輝いていた紅葉はだいぶ色褪せたり落葉が進み、
葉も少しずつ落ちて少なくなり寂しさも感じますが、
モミジやカラマツなどが美しく輝く、紅葉(モミジ)の季節に変わりました。
私たち日本人は、毎年当たり前のように紅葉を目の当たりにしていますが、
世界的では、紅葉を見られる国はそれほど多くありません。
日本以外では、東アジアの沿岸部やヨーロッパの一部、北アメリカの東部などに限られます。
というのも、紅葉する落葉樹は北半球の温帯地域の一部にしか存在していないからなんです。
また、欧米の紅葉は黄色が主体のため、日本のような豊かな色彩の紅葉は見られません。
日本では、紅葉する樹木の種類が多くあるため、多彩な色合いが楽しめるんですね。
今朝の八ヶ岳 今日も快晴です
が、入笠山方面は霧で見えません
この時期、寒暖差で霧が発生しやすくなっています。
富士山や北アルプスなど遠くの山々も今朝は見えませんでした。
樅の木荘バス停のイチョウもすっかり葉を落としていました
もみの湯のモミジはまだ美しく見られます
樅の木荘上の道路沿いのモミジ並木も色づきが進み
日当たりがいい場所から見頃になっています
まるやち湖
湖のガマの穂も綿毛に変わっています
別荘地内の紅葉ですが、モミジ、カラマツ、ナラなどに変わってきました。
まだ、シラカバ、ダンコウバイなどの黄葉も見られますが終盤です。
今日の別荘地内の様子です。
からまつ平(立場林道)
カラマツの色づきはもう少しです
サワフタギ
しらかば平
シラカバ
こけもも平
サトウカエデでしょうか
葉の形が、カナダ国旗のカエデのように見えますが、
カナダの国旗に描かれているのは、正にサトウカエデで、
この木の樹液を煮詰めたものがメープルシロップになります。
ナラとカラマツ
モミジ
共用道路のカラマツ
共用道路
どこを回っても美しい色合いが楽しめる別荘地内です。
こんなところにこんな木があったと改めて気づかされることも多くあります。
そして、落葉も進んでいます。
旧森林軌道見学者駐車場のトチノキの落葉
県道鉢巻線(センター前)のモミジの落葉
この上を歩くとカサカサと音が心地よく感じられます
朝晩の冷え込みは厳しくなっていますが、
ここのところ秋晴れが続き、日中は気温も上がるのでお散歩が楽しくなる季節です。
今日も大勢の方が別荘地内のお散歩を楽しんでいました。
午後も晴れが続き、空気も乾いて気持ちがいいです。
日中はポカポカと暖かく、うとうとしそうです(笑)。
こういう日を「小春日和」と言うのでしょうね。
販売管理センター 14℃ 14:20現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 13.9℃ 14:00現在
明日も朝晩は冷え込むものの、穏やかな晴れが続きそうです。
今日のセンター 13時20分頃撮影
シラカバとモミジ
- 更新日2022年10月23日
- カテゴリ四季の森だより
今日は晴れているのですが、雲が多めで、
朝見えていた八ヶ岳も日中は見えません。
気温は、朝は風が強く吹いていて非常に寒く感じましたが、
日中は風も少しおさまり、日差しもあり暖かくなっています。
今朝の八ヶ岳 今日は富士見町本郷小学校付近かららの撮影です
入笠山方面 雲海が少し出ていました
富士山
周辺は菊の季節になりました
今日のイチョウ(樅の木荘) 葉が少しずつ落ち始めています
モミジも少し黒ずんできました
しらかばの小径(八ヶ岳自然文化園横)
シラカバが黄葉しています
今日から二十四節気が、「霜降(そうこう)」に変わりました。
「霜降」は、文字通り霜が降りるようになる頃という意味で、
朝晩の気温が一段と下がり、徐々に寒さが厳しくなっていく時期になります。
木々の色づきも増していますが、霜が降りると葉が一気に落ちてきます。
葉が本格的に落ち始めるとそろそろ晩秋となり、冷たい風が吹いて冬の兆しが感じられるようになってきます。
「霜降」は、「秋の土用」(10月20日~11月6日)期間とも重なります。
「土用」は中国の五行説に由来する期間で、
立夏、立秋、立冬、立春、それぞれ直前の18日間を指し、
「秋の土用」には、青いものを食べるとよいと言われています。
青い物の代表格は「青魚」です。
サンマやイワシ、サバなど、この時期になると脂がのって栄養もたっぷりです。
暑い夏の疲れを癒し、体調を崩しやすい季節の変わり目を乗り切り、
寒い冬に備えるということのようです。
次の節気はいよいよ「立冬」になります。
今日の別荘地内の紅葉です。
からまつ平D区画
からまつ平H・I区画
からまつ平F・I区画 ダンコウバイ
立場林道
しらかば平R区画
しらかば平P区画
しらかば平V区画
しらかば平Y区画
こけもも平1・4区画
こけもも平1・4区画
こけもも平7・8区画
こけもも平沈砂池
リンドウ ヤマウルシ
ニシキギ
ミズナラ タカトウダイ
マユミ
今日は、八ヶ岳神社の小宮祭でした。
残念ながら、今回は撮影できなかったのですが、無事に終了したのでしょうか。
そして今日は諏訪湖畔で「諏訪湖マラソン」も開催されました。
お祭りの秋、そしてスポーツの秋ですね。
さて、明日からしばらくお休みをいただきますので、
ニュースの更新はお休みさせていただきます。
次回の更新は、29日を予定しております。
午後も雲が多いものの、晴れて気温が上がりました。
空気も乾いて秋らしい気候です。
販売管理センター 18℃ 15:50現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 14.7℃ 15:40現在
今日のセンター 13時半頃撮影
スズランノキ
ドウダンツツジなど
- 更新日2022年10月22日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝から雲が広がっていましたが、周辺の山々はよく見えていました。
天気も少しずつ回復し、日中は日が差す時間もあり、
陽気もそれほど寒くなく、過ごしやすい感じです。
今朝は、県道鉢巻線を通って出勤しました。
富士見高原リゾート付近
ゲートを抜けるとイチョウの紅葉です
ヨドバシカメラ八ヶ岳富士見高原研修センター付近
ヤマザクラは葉を落としている木もあるものの、まだ見頃な木もあり、
モミジやシラカバ、ミズナラなどが色づいてきました。
鉢巻線から立沢地区に下り、大規模水田地帯のいつもの撮影ポイントに向かいました。
八ヶ岳 山肌が色づいているのが確認できます
八ヶ岳は19日の朝今季初の冠雪が確認されました。
入笠山方面
富士山
南アルプス(鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、鋸岳)
農園のブルーベリーも紅葉していました
樅の木荘バス停のイチョウ
まるやち湖
南八ヶ岳側
北八ヶ岳側
園内も紅葉が進んでいます。
文化園入口
原村ペンションビレッジ内ふれあい遊歩道沿い
県道鉢巻線(八ヶ岳美術館前)
さて、一昨日(20日)は雲ひとつない「秋晴れ」になりました。
朝は非常に冷え込み、こけもも平の観測データでは-1.0℃を観測しました。
私、出勤はしていたのですが、バタバタしているうちにニュースの更新ができず失礼いたしました。
別荘地内の美しい紅葉の様子も撮影したのですが、
ご紹介しないままボツにするのも忍びなく、本日一部アップさせていただきます。
日に日に紅葉が進んでいきますので、今日は更に色づきが進んでいますのでご了承下さい。
こけもも平が中心になります。
ダンコウバイ
モミジ
ナラ
ハウチワカエデ
シラカバ
夕日に輝くカラマツ
雲がない晴れが、朝から晩まで続き、20日は最高の天候に恵まれました。
またこんな天気の日があるといいですね。
午後も晴れたり曇ったりが続いています。
ただ、日差しがそれほどないので日中は気温があまり上がっていません。
販売管理センター 16℃ 15:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 13.0℃ 15:30現在
明日は青空が期待できそうです。
先日のニュースでヤマドリをご紹介しましたが、
からまつ平のKLM区画のオーナー様から、山荘の庭にヤマドリが現れたという連絡をいただきました。
スタッフが見掛けた場所も、正にその近くなので、その辺りを縄張りとする同じ個体かと思われます。
臆病で警戒心が強いという情報でしたが、
現れたヤマドリは、逃げるどころか近づいてくるほどだったそうです。
別荘地内は撃たれたりすることがないので、鳥もちゃんとわかっているのかもしれませんね。
KLM区画の皆様、もしかしたらヤマドリに出会えるかもしれません。
今日のセンター 14時20分頃撮影
センターのシラカバ
- 更新日2022年10月19日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は今季一番の冷え込みになりました。
こけもも平の今朝の1時間ごとの気温を確認すると、7時に1.1℃まで下がっていました。
記録は1時間ごとなので、その間に0℃近くまで下がった可能性もあります。
いよいよ氷点下の冷え込みに近づいてきました。
明朝、更に明後日の朝は今日以上に冷え込む予報ですので、
山荘の水回りの凍結にご注意下さい。
今朝は少し雲が出ていましたが、天気は回復してきていました。
シャッターを押す指もかじかんでしまう気温です。
入笠山方面
深山地区環境保全林
ヤマザクラやシラカバはかなり葉を落としてしまったのですが、
他の木の紅葉はややくすみがあるものの色とりどりです。
樅の木荘バス停のイチョウ
樅の木荘から上の道路沿いのモミジ並木も少しずつ色が変わってきています。
やはり標高の高いところから色づきは進んでいきます。(原村第2ペンションビレッジ入口)
八ヶ岳自然文化園西側入口付近
正面入口付近
村道原村ペンション線
朝から美しい紅葉が見られて気持ちがいいです。
さて、昨日私は休みをいただいておりましたが、
作業中のスタッフが、珍しい鳥を発見したようです。
何の鳥なのかおわかりになりますか?
私も初めて見る鳥で、キジかなと思っていました。
ただキジのメスにしては顔が赤く、地味な印象ではありません。
キジのオスはもう少しカラフルな色なのでこちらも違うようです。
そこで調べたところ、ヤマドリだと判明しました。
ヤマドリは、キジ目キジ科ヤマドリ属に分類される鳥類です。
似ていると思ったら、やはりキジの仲間なんですね。
キジが里の鳥なのに対し、ヤマドリは山の鳥とうことで名付けられているようです。
本州から九州にかけて山地の森に棲み、うっそうと茂った暗い林内にいることが多いそうです。
つまり、見通しのない場所にいて、性質は臆病で警戒心が強いので、
なかなかじっくりと姿を見られる機会は、とても少ない鳥なんだそうです。
こんな間近で撮影できたというのは貴重な事なんです。
ヤマドリは、体が大きく、特にオスは尾が非常に長いことが特徴で、
90cmになるものもいるそうです。
「あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながしき夜をひとりかも寝む」
有名な万葉集の柿本人麻呂の歌ですが、
ヤマドリの長いしだり尾が、「ながながし」を導き出す序詞になっています。
山鳥は地上で生活し、木の実、草の種子、ミミズ類、昆虫類などをエサにしています。
オスは鳴くことはほとんどなく、繁殖期になると翼を激しく羽ばたかせ、
オートバイのエンジン音にも似た大きな音を出し、縄張りを主張したり、メスの気をひきます。
ヤマドリは日本の固有種で、南にいくほど体色の赤味が強くなるそうです。
群馬県と秋田県では県の鳥に指定されているヤマドリですが、
1970年頃から減少に向かっており、国のレッドデータブックにはまだ名前は載っていませんが、
絶滅が危惧されるため、研究団体などにより人工的な繁殖も進められているようです。
キジだと思っていた鳥が、実はヤマドリだったという場合もありますので、
キジらしき鳥をみかけたらよく観察してみて下さいね。
県道鉢巻線沿い(センタ―前)のモミジですが、今日もひときわ輝いていました。
モミジの足元にはキノコが生えていました
ミズナラ 同じ木なのに緑色とオレンジ色に分かれています
午前中は雲が出ていましたが、昼頃から快晴になりました。
光が眩しいです。
販売管理センター 14℃ 15:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 10.2℃ 15:20現在
寒暖差が非常に大きくなる時期です。
明日は今朝よりも更に冷え込みそうですので、体調管理にお気をつけ下さい。
今日のセンター 11時半頃撮影
カラマツもいい色になってきました