四季の森ニュース

- 更新日2023年06月16日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は「晴れ」と言いたかったのですが、
曇りで、時々雨になっている本日です。
たまに日も差すのですが、天気は不安定でコロコロと変化しています。
八ケ岳方面 不安定なので雲が多いです
入笠山方面 こちらも雲が多く出ています
通勤途上の紅いヤマボウシが美しくなっていました
樅の木桜公園のヤマボウシは白です。
赤も白もいいですね。
園内には源平咲き(1本の木に紅と白の花が咲くこと)のヤマボウシが1本あります。
まるやち湖
さて、ここ数日不安定な天候ですが、
天気予報によると、寒気を伴った低気圧が通過する影響ということです。
今日も青空が見えているのにザーと雨が降ってきたり、非常に不安定な空模様です。
こうした寒気を伴った低気圧を「寒冷渦(かんれいうず)」と言います。
「寒冷渦」は、上空の高いところに現れる低気圧で、「切離低気圧(せつりていきあつ)」とも呼ばれますが、
偏西風の蛇行が大きくなりすぎた結果、大きく南下した部分が切り離されて
寒気を伴った低気圧が形成されますが、これが「寒冷渦」です。
「寒冷渦」の特徴の1つは、偏西風から切り離されているため、動きが遅くなることです。
このため、不安定な天気が2~3日続くことが多くなるのだそうです。
もうひとつの特徴は、上空(中層~上層)の低気圧であるため、
地上では不明瞭で、普段目にする天気図には現れないということです。
天気図にはないのに天気が不安定ということが、この時期よくありますが、
こうした「寒冷渦」の影響で不安定な天候になっていたんですね。
今日の別荘地内の様子です。
からまつ平
しらかば平
こけもも平
エゴノキが咲き始めました
カンボクも咲き始めています
アメリカテマリシモツケ
キバナノヤマオダマキ
ミヤマガマズミ
ヤマドリゼンマイ
ヤマドリが棲むような場所に生えているから、とか
直立する中心部の胞子葉をヤマドリの尾に見立てて名付けられた、などの説があります。
ヤマウルシ
ノイバラ
ベニバナイチヤクソウ
画像でも晴れたり、雨が降ったりしているのが確認できます。
15時30分過ぎからは日が差してきました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 15.4℃ 12:10現在
※今日の最高気温
晴れると青空がキレイです
ナナカマドの葉も美しいですね
- 更新日2023年06月13日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は青空が見えていました。
久しぶりの青空ですね。
朝は諏訪地方に濃霧注意報が出されていましたが、すぐに解除されました。
湿度が高いので、日の当たる時間はムシムシと感じます。
八ケ岳方面 雲が移動しているところで、低い雲が残っていました
入笠山方面
富士山 雲が多いものの見えていました
通勤途上の森では、
マタタビの葉が白くなっています
昆虫をおびき寄せるために葉を白くしているのではないかと考えられています。
白くなるのは花が咲く間だけで、花が終ると再び緑色に戻ります。
画像に写っている花はまだつぼみのように見えますが、
急な斜面で降りて行かれなかったため、昨年撮影した花をご覧下さい。
可愛らしい花ですね。
マタタビは、マタタビ科マタタビ属の落葉つる性木本で、キウイフルーツと同じ仲間です
キウイフルーツの花 マタタビと同じ頃に咲きます
マタタビの花は、ウメの花に似ていることから「夏梅」とも呼ばれます。
通勤途上では、ウツギもキレイに咲いています
ベニウツギ
ショウキウツギ(鍾馗空木)
今朝はまるやち湖周りの遊歩道を歩いてみました。
アマドコロ
アヤメ
ギョウジャニンニク ワラビ
キバナヤマノオダマキ
ヤマハタザオ ベニバナイチヤクソウ
東屋のあたりではニッコウキスゲが咲き始めていました
これからニッコウキスゲも咲き、他の草花も咲いてきますのでお楽しみ下さい。
ニッコウキスゲといえば、車山や霧ヶ峰高原ですが、
現在はレンゲツツジが見頃になっていますので、ニッコウキスゲはもう少し先になります。
霧の中で見るレンゲツツジもとても美しいので、車山、霧ヶ峰方面へもお出掛け下さい。
この時期ならではのイベントのご紹介です。
梅雨入ると、ホタルが舞い始める時期になりますが、
辰野町松尾峡の「ほたる童謡公園」では、この時期「ほたる祭り」が開催されます。
今年は6月10日(土)から開催しており、6月18日(日)まで行われます。
辰野町は、天竜川沿いに位置しており、大正時代からほたるの名所として知られていて、
現在でもピークには1万匹以上のゲンジボタルが見られます。
私はまだ行ったことがないのですが、スタッフは毎年足を運んでいるようです。
原村からは少し距離がありますが、是非一度はお出掛け下さい。
辰野町観光サイト → こちら
ゲンジボタル(お借りした画像です)
センター周辺で見つけた小さな花たちです。
ミミナグサ
オニタビラコ
オオヤマフスマ
別荘地内でスタッフが撮影したハルゼミです。
羽化したてのハルゼミ
抜け殻
作業現場で撮影したようです。
こんなところでも羽化するんですね。
午後も雲は増えてきましたが晴れています。
昨日の時点では雨のマークはなかったのですが、
今日になって予報を確認すると、夕方少し雨が降るようです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 22.5℃ 13:00現在(今日の最高気温)
明日は昼頃から雨の予報です。
次の青空はいつになるでしょうか。
13時頃の青空
- 更新日2023年06月12日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は、今にも雨が降り出しそうな空でしたが、なんとか持ちこたえていました。
天気が悪いと、気持ちまでどんよりしてしまいますね。
八ケ岳エコーライン ヤマボウシ並木が白くなっているのがわかります
八ケ岳ズームライン こちらにもヤマボウシ並木です
とうもろこし畑
植え付けた時は本当に小さい苗でしたが、日に日に成長しているのがわかります
今年も美味しいとうもろこしができるといいですね
ヤマボウシも花が咲き始めました
バイカウツギ(村道ペンション線)はそろそろお終いになりそうです
まるやち湖
さて、今日も別荘地内の様子と花をご覧下さい。
からまつ平
ハマナス セイヨウイワナンテン
サンショウバラ ツルウメモドキ
しらかば平
フタマタイチゲ イブキジャコウソウ
ロサ・グラウカ(バラ) コデマリ
こけもも平 霧が少し出ていました
サラサドウダンツツジ ナナカマド
ミヤマガマズミ マツ
他にも、
ヤマウルシの花芽が出始めました
こちらはヤマブドウの雄花(まだ咲いていません)
モミの新芽
ウツギ(卯の花)などが見られます
ウツギの花
そして今日は、
しらかば平でリスを発見!
オーナー様が設置したエサ台で、種を美味しそうに食べていました。
道路からすぐ近くの場所だったので、運転中に見つけたのですが、
初めは、リスの置物だと思っていましたが、
車を停めて見ていると動くではありませんか(笑)。本物でした。
もう少し回り込めたらよかったですね。
今後も可愛い姿が見られると嬉しいです。
こけもも平では、森から飛んできて電柱や門柱に当たりながら地面に着地した昆虫がいました。
ハルゼミのようです
今日は曇りでセミの鳴き声は全く聞こえませんが、活動はしているんですね。
晴れると森ではハルゼミの大合唱が始まります。
早く晴れるといいですね。
10時頃からポツリポツリと雨が落ちてきました。
ただ本降りになることはなく、外での作業も可能なくらいです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 16.6℃ 15:00現在
今日も朝から気温が上がらず、暖房が必要なほど肌寒いです。
明日は、予報には雨マークはなく、午前中は晴れ間もありそうです。
ヤマボウシ(センター前)
花壇のジャーマンアイリス
- 更新日2023年06月11日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝からシトシト雨降りです。
車の音も聞こえず、とても静かな日曜日です。
こんな日は、のんびり山荘でお過ごしいただくのもいいですね。
今朝は県道鉢巻線を通って出勤しました。
林縁ではスイカズラが咲いていました
スイカズラは、スイカズラ科スイカズラ属の半落葉性つる植物で日本原産です。
今日は雨のため匂いは感じませんでしたが、花には甘く優しい香りがあります。
花に蜜があるため、「蜜を吸うつる植物」という意味から名付けられているそうです。
林縁には白い花も咲いていました
エゴノキですね。
エゴノキは、エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木で、初夏に枝一杯の白い花を吊り下げます。
英国では「スノーベル(雪の鐘)」と名付けられているそうです。
和名は、果皮に有毒な「エゴサポニン」という成分が入っており、
果実をかじるとエグ味があることから「エゴノキ」と名付けられています。
果皮は毒なのですが、種子は脂肪分が多いのでヤマガラなど野鳥の大好物なのだそうです。
花を楽しんだ後、果実が実った木で野鳥観察してみるのもよさそうですね。
別荘地内のエゴノキの花はこれからになりますので、楽しみです。
昨日の帰宅時も県道鉢巻線を通ったのですが、
イベントがあるらしく、キャンピングカーなどが賑やかだったので、調べてみますと、
週末2日間、野外音楽フェス「ザ・キャンプブック2023」というイベントが
富士見高原リゾートで行わているようです。
「ザ・キャンプブック」は、キャンプの要素を取り入れた音楽フェスで、
毎年場所を変えて開催されていて、幅広い年齢層の方が楽しめるように工夫されているそうです。
今日は雨なのでちょっと残念でしたね。
さて、次の週末に開催される近隣のイベントもご紹介しておきます。
蓼科湖畔にある宿泊施設「タイニーガーデン蓼科」を運営する会社が主催する
「タイニーガーデンフェスティバル’23」が、6月17日(土)・18日(日)の2日間開催されます。
「タイニーガーデンフェスティバル」のコンセプトは、
「小さな庭先で繰り広げられるガーデンパーティ」です。
衣・食・住・遊のプログラムがあり、親子で楽しめますのでお出掛け下さい。
マーケットエリアの入場は無料です。
詳細はリンク先でご確認下さい。
今朝、ペンションビレッジ内で見つけた草花です。
ヒメウツギ
ムラサキツユクサ 雨が似合う花ですね
ヤマボウシ
サンショウバラは満開です
ビレッジ内にはサンショウバラを育てているペンションが多くあります。
オープンガーデンを行っているペンションもありますのでお楽しみ下さい。
原村観光ガイド「原村オープンガーデン2023」 → こちら
午後も雨は断続的に続いていますが、
ザーザーという降り方ではなく、シトシトと静かに降っています。
台風の影響が心配されますが、夜には一旦雨が上がる見込みです。
夜中は概ね曇りという予報なので、少しホッとできます。
こけもも平(標高1500m)観測データ 16.4℃ 13:40現在
※今日の最高気温
朝は暖かかったのですが、日中は気温が上がらず肌寒い本日ですです。
雨の日と晴れの日の寒暖差が大きく、体調を崩しやすくなりますのでお気をつけ下さい。
明日も朝から1日雨の予報です。
モミジの翼果(センター駐車場)
- 更新日2023年06月10日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は雲が多かったものの晴れていました。
気温が上昇するとムシムシとしてきそうな湿度でした。
今朝の八ヶ岳 徐々に山が見え始めたことろです
入笠山方面
周辺では、ノイバラが咲き始めました
樅の木桜公園のヤマボウシは総苞片がかなり白くなってきました
総苞片の先がうっすら色づいていてとても可愛らしいです
種類によって、花が咲き始めたものもあります
実は、樅ノ木桜公園に着く前、樅の湯手前の村道を走行していると、
反対車線に見慣れない鳥が立ちすくんでいました
カルガモですよね
水鳥なのにこんなところに?どうしたんでしょう。
後続車もいたため観察はできなかったのですが、
もしかしたら、子連れで子供たちを待っていたところだったのかもしれませんね。
事故に合っていないといいのですが。
山中の道路にはこうした動物が出てくることがありますので、お車の運転はお気をつけ下さい。
まるやち湖 八ヶ岳の雲はすっかり消えていました
さて、今朝は井戸尻史跡公園のスイレンを見てきました。
まだ朝だったせいか花は全て閉じていました。
そして、まだあまり花芽も上がっていないようです。
白いスイレンは別の田んぼにありますが、こちらもまだこれからのようです。
私、白いスイレンはヒツジグサだと思っていましたが、調べてみますと、
スイレンもヒツジグサも同じスイレン科スイレン属に属しているものの、
スイレンと呼ばれているものは、明治以降に観賞用として入ってきた外来種です。
日本原産はヒツジグサ(未草)の1種だけで、
日本古来のヒツジグサは、白い花のみで花弁数も少なく、世界最小のスイレンになるそうです。
尾瀬に咲くヒツジグサは直径が500円玉ほどの大きさしかないそうなので、
井戸尻史跡公園の白花スイレンは外来種のスイレンなのでしょうね。
大賀ハスはまだ花芽もあがっていません
ハスとキショウブ
井戸尻史跡公園
スイレンの見頃はもう少し先になりそうです。
今日の別荘地内の様子をご覧下さい。
からまつ平
ミヤコワスレ
野生のアヤメ
しらかば平
ベニウツビ
ハクウンボク
こけもも平
ミヤマガマズミ
ハウチワカエデの翼果
今日は概ね曇りで、時折日が差しています。
日差しがないので、あまり蒸し暑くはありませんが
身体を動かすと、汗ばむ陽気です。
こけもも平(標高1500m)観測データ 19.2℃ 15:00現在
今日のうちは雨は降らず、明日未明から雨の予報です。
台風の影響も出始めますので、最新の気象情報をご確認下さい。
シオカラトンボ(井戸尻史跡公園)
シオカラトンボは、成熟して水色になったオスの呼び方で、
メスは茶色なのでムギワラトンボと呼ばれます






