四季の森ニュース
- 更新日2023年11月30日
- カテゴリ四季の森だより
今日は、気温はそれほど下がっていなかったのですが、
冷たい風に雪が舞っていて、体感温度は非常に寒い朝でした。
山々は雲がかかり吹雪いていそうでした
畑は昨日から舞った雪で白くなっています
入笠山方面
まるやち湖 こちらも白くなっていますが積雪というほどではありません
しらかば平入口(八ヶ岳自然文化園側)
センター 道路にはありませんが、屋根は真っ白です
日陰は薄っすらと積雪していました
今日は11月最終日ですね。
今年も残すところ1ヶ月です。
光陰矢の如し、本当にあっという間に時が駆け抜けていきます。
さて、今日は「絵本の日」だそうです。
近代絵本のさきがけとなる考え方を示した児童文学作家の瀬田貞二(せたていじ)の
「絵本論」の初版が発行されたのが11月30日とうことで、
福岡市などでこどもの歯科医院を運営する医療法人が開設した民間図書館が制定した記念日です。
四季の森周辺には絵本の美術館が多くあります。
すぐ近くには「小さな絵本美術館」が、
そして北杜市にも「小淵沢絵本美術館」や「くんぺい童話館」をはじめいくつもの美術館があります。
諏訪地域にも、岡谷市に「小さな絵本美術館」の本館、そして「イルフ童画館」があります。
皆様はイルフ童画館へ行かれたことはありますか。
イルフ童画館は、岡谷市出身の武井武雄の作品を展示する美術館です。
「イルフ」というのは、武井武雄が「古い」という言葉を逆さ読みにして「新しい」という意味をつけ、
童話の添え物として軽視されていた子供向けの絵を芸術として確立させ
「童画」と名付けたことから、「イルフ童画館」という名前になっています。
武井武雄の童画は、ウィキペディアによると、
「大胆な構図や幾何学的な描線によって、モダンかつナンセンスな味わいを感じさせ、
残された作品はいまもって古びていない」との解説があります。
カノラホールの広報誌の表紙にも武井武雄の作品が使われています
童画館には、武井武雄の作品だけでなく、国内外の多くの童画作品も展示されています。
皆様もぜひ足を運んでみて下さい。
今朝のこけもも平の様子です。(スタッフ撮影)
6・7区画
7・8区画
積雪0.5cmということで、今日は除雪は行っておりません。
これくらいならまだ解けそうなのでホッとします。
今日は外出の機会がありましたので、
蓼科と八ヶ岳の様子をご覧下さい。
蓼科山、北横岳も雪雲がかかっています
プール平から見える山は真っ白です
南八ケ岳 茅野市玉川付近より撮影
北八ヶ岳
午後も、冷たい風が吹き付け気温が上がりません。
こけもも平(標高1500m)観測データ 2.6℃ 13:10現在
明日も寒さは続きそうなので、暖かくしてお過ごし下さい。
今日のセンター 13時過撮影
蓼科湖のオオバン
- 更新日2023年11月28日
- カテゴリ四季の森だより
昨日の夕方から雲が広がっていましたが、
朝まで雨がパラパラと降ったようです。
今朝はこの時期としてはとても暖かな朝でした。
朝、暖かいと身体も動かしやすくありがたいですね。
今朝の八ヶ岳 雨上がりでまだ雲が多く残っていました
入笠山方面 今日も虹が出ていました
富士山
まるやち湖
カルガモ
今朝は、雨上がりだったので虹が見られるかもと思いながら車を走らせていたところ、
やはり虹が見られました。
虹を見ると嬉しくなりますよね。
朝からちょっと得をした気分です。
さて、虹が7色だと言い出したのは、
「万有引力の法則」を見つけたイギリスの科学者アイザック・ニュートンです。
18世紀初頭に出した本「光学」の中で、ニュートンは虹は7色と書いています。
ニュートンが7色と発表する前は、虹は3色または5色と考えられていましたが、
当時は「7」が神聖な意味をもつ数字と考えられていたことや
音楽でも、音階が「ドレミファソラシ」と7音であることに結び付けて
実際には無限にある光の色を7色としたわけです。
それが、明治以降に日本に伝わり、
学校教育に取り入れられたことで日本では7色が定説となっています。
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色
日本では7色とされている虹ですが、国や地域が違うと虹の色の数も違います。
6色 アメリカ、イギリス
5色 フランス、ドイツ、中国
4色 ロシア、東南アジア
3色 台湾(一部)、アフリカ(一部)
2色 南アジア(一部)
沖縄では昔は2色(赤と青または赤と黒)と認識されていたそうです。
こんなに数が違うのは、
人種の目の色によって見え方に違いが出るから、色を表す言葉が違うから、
赤道に近い地域は赤味が強く、赤道から離れると青味が強く感じられるから
などの理由が考えられています。
「朝虹は雨、夕虹は晴れ」ということわざがあります。
朝に虹が現れる時は、西側に雲があり
西から東に向かって気圧の谷が通過することが多く、
雨が降る可能性が高くなるそうです。
今日はことわざ通り、昼前から雨が降り始めました。
別荘地付近は、
立場林道 13時前撮影
細かな雨が降っているのですが、太陽が薄く見えています
こけもも平(標高1500m)観測データ 8.0℃ 11:10現在
昼頃から急激に気温が下がってきました。
雨が霰に変わり、予報では夜の始め頃雪が舞うようです。
今日のセンター
- 更新日2023年11月27日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は霧が出ていました。
そのためか朝は氷点下にはならなかったのですが、
日差しが少ない分、底冷えする寒さでした。
今朝の八ヶ岳 ちょうど霧が晴れるところで、山が見え始めました
入笠山方面
今朝は雲海がいつもより高い位置に広く発生したといった感じです
まるやち湖
今朝は水鳥の姿はありませんでしが、湖面は穏やかで水鏡になっていました
通勤途上の畑では、
ソラナム・パンプキンが実っていました
ソラナムは、ブラジル原産のナス科の非耐寒性常緑低木です。
果実はカボチャのようなのでパンプキンという名前がついていますが、
観賞用のナスになります。
常緑低木ですが、日本の気候では越冬が難しいので、1年草の扱いになっており、
花ナスとかパンプキンツリーという名前でも流通しています。
実は赤くなって美味しそうに見えますが、残念ながら食べられません。
果実はドライフラワーにできるようです。
こちらの畑のものは霜に当たってしまったのでそろそろお終いです。
こちらは昨日の朝の撮影ですが、
かりん(花梨)も実っています
かりんは庭木として人気があり、寒さに強いので全国で栽培されています。
かりんという名前が「借りぬ」に通じることから「借金をしないですむ」との願いを込めて
庭に植えるという習慣があったとも言われています。
生で食べることができないので、収穫されないものも多いのですが、
香り成分が強いので、芳香剤代わりに部屋に置いたりもできます。
諏訪湖畔には「かりん並木」があるのですが、実際に植えられているのはマルメロです。
諏訪地方ではマルメロのことを昔から「かりん」と呼んでいたからなんですね。
マルメロは諏訪市の市木になっています。
かりんの果実は楕円形で表面がつるりとしているのに対し、
マルメロは球状で、表面はビロード状の綿毛に覆われています。
どちらも生では食べられず、加工する必要があります。
諏訪市のお土産には、かりんを使ったハチミツやエキス、飴やお酒、そしてお菓子などがあります。
かりんに含まれるタンニンが喉の炎症を抑える効果があるということで、
かりんは昔から喉にいいと言われています。
乾燥するこれからの季節にぴったりですね。
昼過ぎまで良い天気でしたが、夕方になり雲が出てきました。
今日は満月なのですが、見られるかは微妙な感じになってきました。
11月の満月はビーバームーンと呼ばれます。
ビーバーは寒い冬を越すため巣作りをこの時期から始めることからこう呼ばれているそうです。
満月、見られるといいですね。
こけもも平(標高1500m)観測データ 11.7℃ 13:50現在
今日の日中は暖かくなりました。
今日のセンター 13時半頃撮影
- 更新日2023年11月26日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は放射冷却で非常に冷え込みました。
原村の観測所は氷点下4.8度で、今季最低を記録しています。
こけもも平の観測データは、-3.6℃だったのですが、
体感的には今季一番冷え込んだと思われますので、
もしかしたら、また機器の調子が悪くなっているのかもしれません。
今朝の八ヶ岳 快晴です
入笠山方面
富士山
今朝は冷え込んだので、道端の植物は真っ白になっていました
そんな中花を咲かせているタンポポ
ホトケノザ
日陰のタンポポは霜に覆われ寒そうです
セルリー畑から望む八ヶ岳 緑肥が霜で真っ白です
さて突然ですが、11月11日は「ちくわの日」でした。
皆様、「ちくわ」というとどんなものを思い浮かべますか。
生ちくわや焼ちくわ、そして「ちくわぶ」なんてものもありますね。
生ちくわと焼ちくわは食感が違いますが、原材料の魚の種類に違いがあるそうです。
生ちくわは生で食べてもいいように、スケトウダラとイトヨリダイで作られていますが、
焼ちくわは、その他にホッケやアジ、サメなど
加熱した時に旨味がでるような魚が加えられているそうです。
その焼ちくわに分類されるのだと思いますが、「ビタミンちくわ」というのはご存じでしょうか。
実は、長野県のソウルフードのひとつが「ビタミンちくわ」なんです。
「ビタミンちくわ」は、石川県の「スギヨ」という会社が、
大正時代に腐敗防止のためちくわに塩を詰めて運んだところ、
海のない信州の人にとって、たんぱく源と食塩という貴重なものがセットになっているということで
大ヒットして定着しました。
「ビタミン」という名前は、能登半島で水揚げされたアブラツノザメをちくわに入れたことで
サメ肝油にビタミン成分があることから「能登特産ビタミン竹輪」という名前がついていたからです。
現在はサメの肝油は使われていないそうですが、
ビタミンA・Eの栄養機能食品になっています。
で、スギヨのビタミンちくわの売上の7割を占めるのが長野県で、
「ビタちく」と呼ばれ、県民食としていろいろな料理に使われています。
皆様もご来荘の際は、スーパーのちくわ売り場を覗いてみて下さいね。
焼ちくわ
今年の夏、オーナー様バスツアーで訪ねた黒部ダムですが、
ダムの建設現場では、ビタちく入りのカレーが週1回提供され、作業員の方々に人気だったそうです。
また、Aコープ原村店にも出店している、たこ焼きなどを販売する「焼きたて屋」では、
ビタちくの磯部揚げを挟んで焼いたたい焼きを販売していました。
10月から販売開始で、材料がなくなり次第終了との事なので、
多分現在は販売終了していると思われますが、
今年は第二弾ということなので、来年の開催もあるかもしれません。
その際は是非お試し下さい(笑)
今日の別荘地内です。
からまつ平
よく見ると富士見パノラマスキー場が見えます
しらかば平
こけもも平
法面の雪は消えましたが、まだまだ雪が残っているこけもも平です
青空にシラカバがよく映えます
真っ白になった遊歩道
霜で苔に花が咲いたようです
今日はあちこちで霜柱が立っていました
県道鉢巻線
朝は快晴でしたが徐々に雲が出てきましたが、日が限ることはありません。
風がないので昨日よりは暖かな日中です。
こけもも平(標高1500m)観測データ 8.9℃ 13:50現在
明日は満月です。
月の出時間は16時8分頃、満月の瞬間は18時16分頃となっています。
空気が澄んでいるので、美しい月が見られそうですね。
今日のセンター 13時過撮影
- 更新日2023年11月25日
- カテゴリ四季の森だより
強い冬型の気圧配置という予報だったので、
雪が舞うような天気になるのかなと思っていたのですが、
今朝は快晴で、非常に寒い朝でした。
今朝の八ヶ岳 雲は手前に浮かんでいます
入笠山方面
富士山方面には雲が出ていました
北側(北アルプス方面)は雲に覆われています 雪が降っているんでしょうね
霜で白くなった畑(深山地区)
深山地区環境保全林にはまだ紅葉が楽しめる木が何本か残っています
まるやち湖
土手は真っ白
ベンチにも朝は座れません
霜に覆われた落葉
カルガモ
さて、我が家のご近所ではシキザクラ(四季桜)が咲き始めました。
シキザクラは、コヒガン系の栽培品種で、
マメザクラとエドヒガンザクラの種間交雑種だと言われています。
花色は白~薄い紅色で一重咲で、春の花のほうが大きめ、秋は小さめに咲きます
秋にひっそりと寒さに耐えながら咲いている姿は可愛らしく、心温まります。
まだ咲き始めで、日当たりのよいところしか咲いていないので、
見頃はもう少し先になりそうですです。
今日は晴れているのですが、北風で日中でも気温が上がりません。
この時期は、秋と冬が交互にやってきて、
1日の中でも朝晩や日中との温度差が大きくなります。
こうした時期、身体のさまざまな機能を調節する自律神経の働きが乱れ、
疲れを感じやすくなります。
「冬バテ」などとも呼ばれるようですが、
対策としては、身体を温める、適度な運動をする、
バランスの整った食事をすることが大切です。
寒さに負けない身体をつくると、心も強くなるメリットもあるそうです。
冬バテ対策を心がけていきたいですね。
午後も快晴ですが、
日が傾いてくると同時に、急に気温も下がってきました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 3.9℃ 13:50現在
明朝も冷え込みそうです。
暖かくしてお過ごし下さい。
今日のセンター 14時過撮影
ノスリ 立沢大規模水田地帯で撮影