四季の森ニュース
- 更新日2023年07月29日
- カテゴリ四季の森だより
昨日は夕方から夜にかけて雷雨がありました。
私の住まいの辺りではゴロゴロと雷鳴はしたものの、
激しく降ることもなく、短時間で止んでしまいました。
四季の森周辺でも、路面が濡れている場所がありましたので、
雨は降ったようですが、量は多くなかったようです。
立沢大規模水田地帯のヒマワリ畑から入笠山方面を撮影しましたが、
今朝は綿雲が多く遠くまで見通せませんでした。
畑では花のピークを迎えています
花粉も落ちていますので、そろそろ下を向いてしまう花も出てきそうです
原村のセルリー畑では今日も暑くなりそうなので、朝の散水が行われていました。
薄っすら八ヶ岳も見え始めています。
さて今朝の通勤途上では、
立沢保育園
アサガオがキレイに咲いていました。
アサガオは、ヒルガオ科サツマイモ属の1年性植物です。
アサガオというと学校で育てていたという記憶があるのですが、皆様はいかがですか。
保育園でも、成長過程を観察しているのかもしれないですね。
アサガオの原産地は、中国南部を含む東南アジアやヒマラヤ山麓というのが有力説ですが、
日本へは奈良時代に渡来したとされています。
中国では、4世紀ごろの書物にもアサガオの記載があるほど古くから、
観賞用ではなく薬草として、利尿剤や下剤として利用されていたそうです。
当時の中国ではアサガオはとても貴重なもので、牛と交換するほどの価値があったとか。
日本でも中国と同じように薬草として使われていましたが、
次第に観賞用として人気が高まっていきました。
江戸時代には2度のブームが巻き起こり、多くの品種が生み出されてきました。
現在、アサガオの品種は1600種もあるようです。
アサガオは日の出に咲くから「朝顔」、と思われている方も多いと思いますが、
厳密に言うと違います。
アサガオは、「日の出」ではなく「日没」から8~10時間後に開花するように
プログラムされているのだそうです。
なので夏至の頃は、開花のタイミングが一番遅く、
季節が進むと開花時間が早まっていきます。
日の出は夏至からどんどん遅くなっていきますので、
日の出より前に花が開花しているという時期もあるわけです。
アサガオは、もともと「朝容」という漢字でした。
「容」は「美しい容姿」のことで、「朝咲く美しい花」という意味です。
英語圏では、「morning glory」と言いますが、
直訳すると「朝の輝き」です。
英語圏でも日本でも、朝美しい花を咲かせる植物として認識されているようです。
今日の別荘地内の様子をご覧ください。
からまつ平B・A区画
しらかば平P区画
こけもも平 16時過ぎに撮影
アナベルがあちこちで見頃です
イケマ イケマのつぼみ
ヤマアジサイ「紅」
ベルガモット
リョウブも満開です
ブルーベリーの実
コオニユリ
ハンゴンソウも咲き始めました ※オオハンゴンソウとは別属で、日本の在来種です
雲は徐々に晴れ、午後はジリジリと強い夏の日差しになっています。
夕方、八ヶ岳方面で雲が湧いてきましたが、今日は雨の予報はありません。
こけもも平(標高1500m)観測データ 28.0℃ 13:30現在
今日のセンター 13時頃撮影
アオゲラを見掛けました
数羽まとまっていたので、子育て中なのかもしれません
ズーム
- 更新日2023年07月27日
- カテゴリ四季の森だより
毎日暑いですね。
今日も朝から強い日差しが注いでいます。
昨晩は予報通り雨が降ったようですが、
道路に水たまりが見られなかったので、降水量は多くなかったようです。
ただ、今朝は湿度が高く、午前中から蒸し暑くなっています。
今朝の八ヶ岳 朝から雲が出ています
ヒマワリ畑から見る入笠山方面
ヒマワリはほぼ満開になりました
さて、今日は「スイカの日」です。
これも語呂合わせからなのですが、
スイカの縦縞模様を綱に見立て、な(7)つの つ(2)な(7)(夏の綱)として、
スイカの消費量拡大を願って、スイカの生産者のグループが制定しました。
我が家の小玉スイカ
スイカは、ウリ科スイカ属のつる性1年草です。
原産は熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯で、
紀元前4000年代には既に栽培されていたとされています。
日本には室町時代より前に中国から伝わったとの説があり、
「西瓜」の漢字は中国語に由来したもので、
中国の西方(中央アジア)から伝来した瓜ということで名前が付けられています。
スイカの断面
スイカは、英語で「Watermelon(ウォーターメロン)」といいますが、
名前の通り果肉の90%が水分なので、夏の水分補給にピッタリの食物ですね。
園芸分野では「野菜」に分類されるスイカですが、
青果市場での取り扱いや、栄養学上では「果物」に分類されます。
スイカの花
明治時代以降、輸入や品種改良が盛んになり、
縞模様の有無や、種なしなども作られるようになり、現在では150種類もの品種があるそうですよ。
長野県でスイカと言えば、松本市(旧波田町)下原(しもはら)地区のスイカが有名です。
下原地区では1935年頃からスイカ栽培が始まり、
火山灰土地層の水はけがよく肥沃な土、昼夜の温度差、豊富な日照量など
スイカの適地であったことから、かつては30軒以上の農家が栽培を行っていたそうです。
現在、旧波田町の農協と、松本ハイランド農協とが合併をしたため、
「下原スイカ」から「松本ハイランドスイカ」のブランドで統一されました。
しかし、下原地区では独自の生産組合を設立し、厳しい基準を設けて、
現在でも「下原スイカ」ブランドのスイカを販売しているそうです。
なかなか小売店へ出回ることはないと思われますので、
生産者の直売所へ足を運んでみるのも楽しそうですね。
なお、「下原スイカ」は「しもはらすいか」とも言いますが
地元では「しもっぱらすいか」と呼ばれています。
たてしな自由農園のスイカ売り場(7月18日撮影)
暑い日が続きますので、スイカで水分補給しましょうか(笑)
さて、センター横の林で赤い実をつけた木を見つけました。
真夏にこんなに赤い実をたくさんつける木を見たことがなかったのですが、
調べてみますと、クマヤナギだと判明致しました。
クマヤナギは、クロウメモドキ科クマヤナギ属のつる性落葉低木です。
北海道南部から九州各地に自生し、他の木に巻き付くというよりは、寄りかかるようにして育ちます。
乾燥させたツルは杖にするほど硬く、かんじき(雪の上を歩く履物)にはこのツルを使っていました。
また乗馬用の「ヤナギの鞭」というのは、クマヤナギでできていました。
その強さを「クマ」にたとえ、新芽の雰囲気がヤナギに似ていることが名前の由来だというのが一説です。
電線に覆いかぶさるように育っています
果実には甘味があり、生食もできるほか、ジャムや果実酒にもなります。
また乾燥させた茎葉を煎じたお茶は健康食品として流通しているそうです。
葉には虫こぶがたくさん見られますが、
キジラミの一種により形成されるもので、クマヤナギハフクロフシと呼ばれます。
今日のアナベル街道です。
茶色くなった花も見られ、ピークを過ぎてきたようです
逆光なので見えにくいですが、八ヶ岳には積乱雲が確認できます
午前中のうちから雲が広がり、今日は早い時間に雨が降り出しそうです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 27.1℃ 11時20分現在
さて、この時期恒例の諏訪湖「サマーナイト花火2023」が
7月28日(金)から始まります。
20時30分からの10分間だけですが、諏訪湖の花火を混雑なく楽しめます。
諏訪湖方面へお出掛けの際は是非ご覧下さい。
今日のセンター 13時頃撮影
センターでもチダケサシが咲き始めていました
- 更新日2023年07月26日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は朝から日差しが強いです。
湿度も高く、朝から不快指数も高くなっています。
今朝の八ヶ岳 山頂は見えていますが、雲が徐々に増えているようでした
入笠山方面 綿雲が少し見えますが、すっきりと晴れています
立沢大規模水田地帯のヒマワリ 昨日よりも花が増えています
イヌゴマ
まるやち湖 やはり八ヶ岳には雲がかかってきました
飛行機雲
ペンションビレッジでは、ペルシカリアが咲き始めました
さて、今日は「夏風呂の日」なのだそうです。
なつ(7)、ふ(2)、ろ(6)の語呂あわせから、
夏に入るお風呂の爽快さをもっと多くの人に知ってもらおうと
愛好家の方が記念日に制定したそうです。
夏はシャワーをだけで済ませがちですが、
ぬるめのお湯に浸かると副交感神経の働きを促進し、
心身のリラックス効果が得られるほか、
身体を温めることは、夏の冷え性の改善にもなるようです。
入浴で体温が上がると、免疫力もアップし、
温まった身体が冷めていく時に、深い睡眠に入ることができます。
皆様、直射日光の下で活動されていると、疲れたと感じる事はないでしょうか。
暑さによる体力の消耗もありますが、紫外線も影響しているそうです。
①紫外線により火傷した肌が活性酸素を増やして、細胞を傷つける
②汗によって水分や塩分が失われて血液の濃度が上がる
③目から紫外線を吸収することで脳疲労をおこす
というような原因で夏は疲労を感じるそうです。
紫外線の影響は、肌に対するものばかりが注目されがちですが、
サングラスをしたり、帽子をかぶったり、目から入る紫外線を防ぐことも大切です。
今日の別荘地内の様子をご覧下さい。
からまつ平F・I区画
しらかば平(村道)
こけもも平
ヤブカンゾウ
ヤマウド
ヤマウド
メタカラコウ
メタカラコウ
カワラマツバ
カワラマツバ
ユウスゲ
ソバナでしょうか
午後も強い日差しですが、八ヶ岳方面から徐々に雲が広がってきています。
こけもも平(標高1500m)観測データ 28.8℃ 13:20現在
こけもも平の気温ももう少しで30度に届きそうでした。
明日も暑くなりそうですね。
今日のセンター 13時頃撮影
チダケサシの群生 まるやち湖の隣「しらかばの小径」で撮影
別荘地内でも咲いています
- 更新日2023年07月25日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は久しぶりに八ヶ岳がすっきりと見えていました。
風があまりなく、日差しも強いので、気温が高くなりそうです。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面 綿雲が浮かんでいます
今朝は採草地の刈り取った草をロール状にしている畑がありました。
3列ほどに集めた牧草を、重機で巻き取りロール状にしていきます。
この採草地では、これから残り1列の作業が行われるところです。
ロール状になった牧草はラップされ、牧草ロールの出来上がり!
ラップするのは別の重機なんでしょうね。
さて、富士見町立沢地区には、ひまわり油の製造のため、
ヒマワリを育てている畑がいくつかあります。
大規模水田地帯にも栽培している畑があり、毎年花を見ることができます。
一昨日、掲載した画像は咲き始めたばかりでしたが、今朝はかなり咲いています。
満開ではないものの、見頃と言ってもよさそうです。
梅雨明けした夏の空にマッチしているヒマワリです
ヒマワリの原産地は北アメリカです。
ヒマワリの種には、タンパク質と脂肪が多く含まれていて、
北アメリカの先住民にとっては欠かせない栄養源になっていました。
粉にして主食やお菓子、油、更に薬などにもされ、
茎は住居の材料としても使われていたのだそうです。
また、南米で栄えたインカ帝国では、ヒマワリは太陽の化身として崇められていました。
コロンブスのアメリカ大陸発見後、
アメリカ大陸から様々なものがヨーロッパへ持ち込まれましたが、
ヒマワリもそのひとつだったようです。
17世紀頃にスペインからフランス、イギリス、そしてロシアへと広まりました。
皆様、映画「ひまわり」はご覧になっていますか。
映画のハイライトでもあるエンディングの地平線まで続くヒマワリは、
ウクライナで撮影されました。
ウクライナの国花はヒマワリですが、食用として栽培されているそうです。
その後、ヨーロッパから中国へ伝わったヒマワリは、
江戸時代寛文年間(1661年~1672年)に日本に渡来してきました。
図解辞典「訓蒙図彙(さんもうずい)」に、
「丈菊(じょうぎく)、俗に言ふ天蓋花(てんがいか)、一名迎陽花(げいようか)」
と紹介されていますが、後に「日廻り」に変化していきました。
漢字の「向日葵」は、もともと中国語で、
花が太陽のほうに向いて咲くことに由来しています。
日本では意外と歴史が浅いヒマワリですが、
原産地北アメリカでは紀元前からの歴史があるようです。
さて、ひまわり畑といいますと、
毎年多くの見学者が訪れる、茅野市玉川のエコーライン沿いの畑ですが、
こちらのヒマワリはまだ開花していません。
8月に入ってから咲くよう植えられているのでしょうね。お楽しみに!
ヒマワリ畑から見る北八ヶ岳
ヒマワリと言えば、お隣山梨県明野村では
夏の恒例イベント「サンフラワーフェス2023」が開催されています。
4.3ヘクタールもの畑に40万本のヒマワリが植えられ、
晴れた日には、畑越しに南アルプスや富士山、八ヶ岳もご覧いただけるようです。
映えスポットですね。
詳細は公式サイトでご確認下さい。
散策路「からまつの小径」は、
オオハンゴンソウ駆除のため草の刈り取りを行い、
ウバユリなども一緒に刈り取られて残念と思っていたら、
1本だけウバユリが残っていて、ちょうど花が咲いていました
オニノヤガラは花が終りました
午後、少し日が限る時間もあったものの、
再び強い日差しが注いでいて、
今日は風がないので、じっとしていても暑く感じます。
こけもも平(標高1500m)観測データ 27℃ 11:20現在
明日も晴れて厳しい暑さが予想されていますが、
夕立にはご注意下さい。
今日のセンター 13時頃撮影
今朝のまるやち湖 八ヶ岳が見えるのは久しぶりです
ネジバナが残っていました 石の傍なので刈り取られなかったようです
- 更新日2023年07月23日
- カテゴリ四季の森だより
今朝も朝は雲が多く、八ヶ岳や周辺の山は見えませんでした。
日中になり天気は回復してきたものの、
今日は雲が多く、強い日差しはありません。
昨日、県道鉢巻線が通行できなかったという情報がありましたので、
今朝は小淵沢から県道鉢巻線を通って出勤しました。
県道鉢巻線ですが、小淵沢ICから上がって大平交差点を左折して
原村方面へ向かう場合は、通行止めの箇所はありませんが、
清里方面へ向かう場合、小荒間交差点から天女山入口まで(9.3km)が
災害による通行止めになっています。
通行止めは7月20日23時半からで、土砂流出ということです。
しばらくは、清里方面にお越しになる場合は、迂回路でお出掛け下さい。
今朝は朝市に立ち寄ってみました。
8時を回っていたので、片付けも始まっていたのですが、まだお客さんも少しました。
キッチンカーも出店しているんですね。
アナベル街道
さて、今日は二十四節気の「大暑(たいしょ)」です。
「立秋」までの期間でもあり、夏の最後の節気になります。
「夏至」から数えて約1ヶ月頃に当り、快晴が続き、気温が上がり続ける頃、
一年で夏の暑さが盛りを迎える頃であることから「大暑」とされています。
「立秋」の前の18日間は「夏の土用」ですが、
大暑の期間全てが「夏の土用」と重なっているんですね。
今年の「土用丑の日」は、7月30日(日)になります。
ご来荘の方は、是非諏訪地方のうなぎをお召し上がりください(笑)。
夏の土用の期間に、服や布団、本などを陰干しして、
カビや害虫から守ろうとするのが「土用虫の干し」とか「土用干し」です。
また梅干しの天日干しもこの時期になります。
天気予報を見ますと、晴れマークが続いており、
梅雨も明けて正に「大暑」の時期です。
洗濯物もすぐに乾いてありがたいですが、
夕立があったり、台風もやってくる時期にもなりますので、
お天気の急変にはどうぞご注意下さい。
今日の別荘地内の様子をご覧下さい。
からまつ平
しらかば平
こけもも平
ホタルブクロ
キリンソウ コオニユリ
リョウブ
樹皮が美しいです
ボタンヅル ボルドー菊
ノリウツギが満開です
ハクロニシキ(イヌコリヤナギ) ヤナギラン
タチフウロ クガイソウ
ヤマウド
ヨツバヒヨドリ
別荘地内ではヨツバヒヨドリがかなり咲いているのですが、
今年はチョウが少なく、あまり見かけません。
午後も、雲が多いので、日が出たり限ったりしています。
風があまりなく湿度が高いので、ムシムシした体感です。
こけもも平(標高1500m)観測データ 25.0℃ 13:40現在
今晩遅くに天気予報に雨マークがありますので、
夜は不安定な空模様になりそうです。
しばらく暑い日が続きそうですので、熱中症に気を付けていきましょう。
今日のセンター 15時半撮影
北東側の雲行きが怪しくなってきました。