四季の森ニュース
- 更新日2023年06月18日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は薄い雲が空全体に広がっていましたが朝だけで、
日中は回復して強い日差しが届いています。
梅雨の中休みのようです。
八ケ岳
入笠山方面
富士山も北アルプスも見えていましたが、薄雲でぼんやりしていました。
水田に何がうごめくものが・・・
カルガモです。
調べてみたところ、水田のカモ被害というのがあるそうで、
特にカルガモは留鳥のため、田植えが終わったばかりの頃、
苗が食べられたり、泳ぐことで苗を倒されてしまう被害があるようです。
今は苗がだいぶ育ってきているので大丈夫そうですね。
カモはヒエなどの雑草の種を食べて除草の手助けをしてくれたり、
水田内の泥をかき回して肥料の効果を高めてくれたり、いいこともあるようです。
アイガモを使った「合鴨農法」で減農薬や無農薬栽培をする稲作方法もありますので、
農家の方は複雑な心境なのかもしれません。
まるやち湖
村道ペンション線沿いのアナベルは、まだ花は咲いていませんが
だいぶ花芽が上がってきています。
アナベルの美しい季節ももうすぐです
さて、通勤途上の森の中で見つけました。
ヤグルマソウ
ヤグルマソウは、ユキノシタ科ヤグルマソウ属の多年草です。
北海道西南部から本州、朝鮮に分布し、広葉樹林下のやや湿った場所で見られます。
地下茎があるため群落を形成することが多いようです。
葉がうまく写っていないのですが、
葉の形が、鯉のぼりの先端のくるくる回る矢車に似ていることから名付けられています。
長い花茎にたくさんの小さな白い花をつけています。
キク科のヤグルマギクも「ヤグルマソウ」という名前で流通していることも多いのですが、
全く別の種類になります。
ヤグルマソウを育てている山荘も別荘地内にありますが、まだ咲いていないようです。
お散歩で探してみて下さいね。
センター周辺で見つけた草花です。
カスミザクラの実
マムシグサ
ウバユリ 咲くのが楽しみです
キバナノヤマオダマキ
ヤマボウシ
いよいよシモツケが咲き始めました
まだアスファルト近くの暖かな場所だけですが、
これから別荘地内のあちこちで見られます。
午後も日差しが届いて暑くなり、
こけもも平でも今日は25度を超えました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 25.7℃ 15:00現在 ※今日の最高気温
明日も晴れの天気が続きそうです。
暑くなりますので水分補給をお忘れなく。
今日のセンター
ヒメバラモミの虫こぶ
- 更新日2023年06月17日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝から晴れました。
朝は一桁台の気温で少し肌寒かったのですが、
日差しがあるので気温がぐんぐん上昇し、
こけもも平でも25℃に迫るような気温になりました。
八ケ岳
入笠山
富士山
北アルプス
南アルプスとセルリー畑
ブロッコリー畑
農家の方々は久しぶりの晴天で、早朝から作業されていました。
まるやち湖からも八ヶ岳が美しく見えていました
久しぶりの快晴で清々しい気分になりますね。
通勤途上で、
お花畑がありました
ポピーやムシトリナデシコ、マーガレットなど・・・
ポピーはケシ科ケシ属の1年草、または多年草で、世界中に150種ほどが確認されているそうです。
花色が鮮やかでサイズも大きいので群植するととても目立ちます。
画像はシャーレ―ポピーだと思いますが、別名でヒナゲシ、グビジンソウと呼ばれます。
もしかしたら多年草のオリエンタルポピー(オニゲシ)かもしれません。
今朝は、こうした群生している花を撮影してみました。
ゲラニウム”マクロリズム”
ゲラニウムは、フウロソウ科フウロソウ属の多年草で、南欧原産の高山性半常緑の多年草です。
シノグロッサム 群生というほどではありませんが綺麗なブルーの花が魅力的です
シノグロッサムは、ムラサキ科オオルリソウ属の1年草で、中国南西部が原産です。
和名を「シナワスレグサ」といいます。
オルラヤ(オルレア)
オルラヤはセリ科オルレア属の花で、本来は多年草ですが、
日本の暑い夏が越せずに枯れてしまうことが多く1年草として売られています。
レースのような花が可憐ですね。四季の森周辺は涼しいので多年草で毎年咲きます。
キャットミント
キャットミントはシソ科イヌハッカ属(ネペタ属)の多年草です。
たくさんの種類があるので、品種は不明ですが群生していると存在感があります。
フランスギク
フランスギクは、キク科フランスギク属の多年草で、ヨーロッパ原産です。
かつては庭園に栽培されていましたが、全国各地で野生化しています。
道路沿いなどで白い花が咲いているのはフランスギクですね。
マーガレットも同じような花で間違える場合も多いのですが、フランスギクとの大きな違いは葉です。
葉の画像がありませんが、フランスギクは楕円形でまわりがギザギザしています。
マーガレットはモクシュンギク属の花なので、葉はシュンギク(春菊)の葉に似て
長い切れ込みがあるのが特徴です。
皆様も迷ったら葉を観察してみて下さい。
今日のような晴れですと花が輝いて見えますね。
まだまだ他にも群生している花がありますのでお楽しみ下さい。
午後の八ヶ岳です。
南八ヶ岳 周辺も含めて緑が濃くなりました
北八ヶ岳
今日は1日よい天気でした。
外気温は高くなったのですが、湿度があまり高くないせいか木陰や室内は涼しいです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 24.8℃ 13:30現在
もう少しでこけもも平でも夏日でした。
明日は少し雲が出そうですが、気温は暑くなりそうです。
極端な気温差ですので、体調管理お気をつけ下さい。
立沢大規模水田地帯で見つけたノスリ
お腹の毛がまだ産毛のようにも見えますので、もしかしたら幼鳥かもしれません
- 更新日2023年06月16日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は「晴れ」と言いたかったのですが、
曇りで、時々雨になっている本日です。
たまに日も差すのですが、天気は不安定でコロコロと変化しています。
八ケ岳方面 不安定なので雲が多いです
入笠山方面 こちらも雲が多く出ています
通勤途上の紅いヤマボウシが美しくなっていました
樅の木桜公園のヤマボウシは白です。
赤も白もいいですね。
園内には源平咲き(1本の木に紅と白の花が咲くこと)のヤマボウシが1本あります。
まるやち湖
さて、ここ数日不安定な天候ですが、
天気予報によると、寒気を伴った低気圧が通過する影響ということです。
今日も青空が見えているのにザーと雨が降ってきたり、非常に不安定な空模様です。
こうした寒気を伴った低気圧を「寒冷渦(かんれいうず)」と言います。
「寒冷渦」は、上空の高いところに現れる低気圧で、「切離低気圧(せつりていきあつ)」とも呼ばれますが、
偏西風の蛇行が大きくなりすぎた結果、大きく南下した部分が切り離されて
寒気を伴った低気圧が形成されますが、これが「寒冷渦」です。
「寒冷渦」の特徴の1つは、偏西風から切り離されているため、動きが遅くなることです。
このため、不安定な天気が2~3日続くことが多くなるのだそうです。
もうひとつの特徴は、上空(中層~上層)の低気圧であるため、
地上では不明瞭で、普段目にする天気図には現れないということです。
天気図にはないのに天気が不安定ということが、この時期よくありますが、
こうした「寒冷渦」の影響で不安定な天候になっていたんですね。
今日の別荘地内の様子です。
からまつ平
しらかば平
こけもも平
エゴノキが咲き始めました
カンボクも咲き始めています
アメリカテマリシモツケ
キバナノヤマオダマキ
ミヤマガマズミ
ヤマドリゼンマイ
ヤマドリが棲むような場所に生えているから、とか
直立する中心部の胞子葉をヤマドリの尾に見立てて名付けられた、などの説があります。
ヤマウルシ
ノイバラ
ベニバナイチヤクソウ
画像でも晴れたり、雨が降ったりしているのが確認できます。
15時30分過ぎからは日が差してきました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 15.4℃ 12:10現在
※今日の最高気温
晴れると青空がキレイです
ナナカマドの葉も美しいですね
- 更新日2023年06月13日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は青空が見えていました。
久しぶりの青空ですね。
朝は諏訪地方に濃霧注意報が出されていましたが、すぐに解除されました。
湿度が高いので、日の当たる時間はムシムシと感じます。
八ケ岳方面 雲が移動しているところで、低い雲が残っていました
入笠山方面
富士山 雲が多いものの見えていました
通勤途上の森では、
マタタビの葉が白くなっています
昆虫をおびき寄せるために葉を白くしているのではないかと考えられています。
白くなるのは花が咲く間だけで、花が終ると再び緑色に戻ります。
画像に写っている花はまだつぼみのように見えますが、
急な斜面で降りて行かれなかったため、昨年撮影した花をご覧下さい。
可愛らしい花ですね。
マタタビは、マタタビ科マタタビ属の落葉つる性木本で、キウイフルーツと同じ仲間です
キウイフルーツの花 マタタビと同じ頃に咲きます
マタタビの花は、ウメの花に似ていることから「夏梅」とも呼ばれます。
通勤途上では、ウツギもキレイに咲いています
ベニウツギ
ショウキウツギ(鍾馗空木)
今朝はまるやち湖周りの遊歩道を歩いてみました。
アマドコロ
アヤメ
ギョウジャニンニク ワラビ
キバナヤマノオダマキ
ヤマハタザオ ベニバナイチヤクソウ
東屋のあたりではニッコウキスゲが咲き始めていました
これからニッコウキスゲも咲き、他の草花も咲いてきますのでお楽しみ下さい。
ニッコウキスゲといえば、車山や霧ヶ峰高原ですが、
現在はレンゲツツジが見頃になっていますので、ニッコウキスゲはもう少し先になります。
霧の中で見るレンゲツツジもとても美しいので、車山、霧ヶ峰方面へもお出掛け下さい。
この時期ならではのイベントのご紹介です。
梅雨入ると、ホタルが舞い始める時期になりますが、
辰野町松尾峡の「ほたる童謡公園」では、この時期「ほたる祭り」が開催されます。
今年は6月10日(土)から開催しており、6月18日(日)まで行われます。
辰野町は、天竜川沿いに位置しており、大正時代からほたるの名所として知られていて、
現在でもピークには1万匹以上のゲンジボタルが見られます。
私はまだ行ったことがないのですが、スタッフは毎年足を運んでいるようです。
原村からは少し距離がありますが、是非一度はお出掛け下さい。
辰野町観光サイト → こちら
ゲンジボタル(お借りした画像です)
センター周辺で見つけた小さな花たちです。
ミミナグサ
オニタビラコ
オオヤマフスマ
別荘地内でスタッフが撮影したハルゼミです。
羽化したてのハルゼミ
抜け殻
作業現場で撮影したようです。
こんなところでも羽化するんですね。
午後も雲は増えてきましたが晴れています。
昨日の時点では雨のマークはなかったのですが、
今日になって予報を確認すると、夕方少し雨が降るようです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 22.5℃ 13:00現在(今日の最高気温)
明日は昼頃から雨の予報です。
次の青空はいつになるでしょうか。
13時頃の青空
- 更新日2023年06月12日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は、今にも雨が降り出しそうな空でしたが、なんとか持ちこたえていました。
天気が悪いと、気持ちまでどんよりしてしまいますね。
八ケ岳エコーライン ヤマボウシ並木が白くなっているのがわかります
八ケ岳ズームライン こちらにもヤマボウシ並木です
とうもろこし畑
植え付けた時は本当に小さい苗でしたが、日に日に成長しているのがわかります
今年も美味しいとうもろこしができるといいですね
ヤマボウシも花が咲き始めました
バイカウツギ(村道ペンション線)はそろそろお終いになりそうです
まるやち湖
さて、今日も別荘地内の様子と花をご覧下さい。
からまつ平
ハマナス セイヨウイワナンテン
サンショウバラ ツルウメモドキ
しらかば平
フタマタイチゲ イブキジャコウソウ
ロサ・グラウカ(バラ) コデマリ
こけもも平 霧が少し出ていました
サラサドウダンツツジ ナナカマド
ミヤマガマズミ マツ
他にも、
ヤマウルシの花芽が出始めました
こちらはヤマブドウの雄花(まだ咲いていません)
モミの新芽
ウツギ(卯の花)などが見られます
ウツギの花
そして今日は、
しらかば平でリスを発見!
オーナー様が設置したエサ台で、種を美味しそうに食べていました。
道路からすぐ近くの場所だったので、運転中に見つけたのですが、
初めは、リスの置物だと思っていましたが、
車を停めて見ていると動くではありませんか(笑)。本物でした。
もう少し回り込めたらよかったですね。
今後も可愛い姿が見られると嬉しいです。
こけもも平では、森から飛んできて電柱や門柱に当たりながら地面に着地した昆虫がいました。
ハルゼミのようです
今日は曇りでセミの鳴き声は全く聞こえませんが、活動はしているんですね。
晴れると森ではハルゼミの大合唱が始まります。
早く晴れるといいですね。
10時頃からポツリポツリと雨が落ちてきました。
ただ本降りになることはなく、外での作業も可能なくらいです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 16.6℃ 15:00現在
今日も朝から気温が上がらず、暖房が必要なほど肌寒いです。
明日は、予報には雨マークはなく、午前中は晴れ間もありそうです。
ヤマボウシ(センター前)
花壇のジャーマンアイリス