四季の森ニュース

- 更新日2023年07月09日
- カテゴリ四季の森だより
昨晩はかなりまとまった雨が降りました。
お住まいのオーナー様からお聞きしたのですが、
夜中、目が覚めてしまうほどの雨音だったそうです。
早朝まで雨は残っていたのですが、通勤時間頃には上がって、
青空も見え始めました。
八ケ岳 雲がかかっているのは山頂付近です
入笠山方面 青空が見えはじめました
まるやち湖 クラフト市最終日ですが、雨が上がってよかったですね
カルガモがいると思って撮影したら親子でした
ヒナは元気いっぱいのようで、可愛いいですね
9時頃にはこんなに青空も見えました
さて、先日もニュースに掲載したのですが、ウラジロモミの球果です。
また撮影したいと思ったのですが、どこで撮影したのかわからなくなってしまい、
さまようこと数日(笑)、見つけることができました。
7月2日の撮影です。
こんなにたくさん球果がついています。
ウラジロモミは、福島県以南の本州及び四国に自生するマツ科モミ属の常緑針葉樹で、
日本の特産種です。
モミ属は棲み分けがあり、本州中部では1000mまでがモミノキ、1000m~1700mまではウラジロモミ、
1700mを超えるとシラビソに入れ替わります。
名前の由来は、葉の裏側に白い2本の気功帯があって白く見えることからです。
特に長野県内陸部に多く自生しており、
諏訪大社「御柱祭」で使われるのは、ウラジロモミの大木です。
また、塩尻市下西条地区にはウラジロモミ13本(樹齢約200年)の大樹群があり、
市の天然記念物に指定されています。
ウラジロモミの大樹が群生しているのは非常に珍しいそうです。
ウラジロモミは雌雄同株で、
青紫色の球果は雌花でもあります。
雄花は右下に見えていますが、茶色く上向きについています。
花が咲くと下に垂れ下がるようになってきます。
球果に白っぽいものがついていますが、調べたところ
ヤニと言うのか樹液が固まったものだそうです。
松ぼっくりはメタリックな青紫色になるようです。
ウラジロモミは、最終氷期には九州にも分布していたようですが、現在は自生していません。
というのも温暖化が進むと、木はより標高の高いところへ逃げようとしますが、
九州の山の標高は1800m以下と低いため、
逃げ場を失い消滅してしまったと考えられています。
長野県内陸部に多く見られるウラジロモミ、探してみてくださいね。
今朝は、水田地帯でノロノロと車を走らせていると、
突然飛んできて目の前の標識に止まった鳥がいました。
チョウゲンボウです。久しぶりに見ました。
ノスリやトビと比べるととても小さい猛禽類です。
足で獲物をつかんでいるようですね。
獲物はカエルでした。
実はもう1枚撮影したのですが、
カエルを飲み込むところでかなりグロテスクだったので掲載を諦めました(笑)
もしかしたら、独り立ちしたばかりの若い個体なのかもしれませんね。
今日の別荘地内です。
からまつ平C・D区画
しらかば平V区画
こけもも平6・7・8区画
夕方頃から少し雨が降る時間帯もあり、
湿度が95%前後と高く、不快指数も非常に高い本日です。
こけもも平(標高1500m)観測データ 21.1℃ 14:20現在
雨は今晩もまだ降るようですが、明日の日中は晴れて、
かなり暑くなる予報です。
今日のセンター
散策路「からまつの小径」入口のオニノヤガラ
咲き始めました
- 更新日2023年07月08日
- カテゴリ四季の森だより
今日は、朝方雨が降ったようですが、
起きてすぐ外に出てみると既に上がっていました。
いまでも降り出しそうな空模様ではあるものの、午前中は雨は落ちてきませんでした。
気温はそれほど高くはないですが、ムッとするような湿気の多い風が吹いています。
八ケ岳方面
入笠山方面
さて、昨日から八ヶ岳自然文化園では「クラフト市」が開催されています。
昨日は晴れていたので、平日でもかなりの人出があったようです。
まるやち湖の向こう側にはクラフト市のテントがたくさん設置されているのが確認できます。
8時過ぎの撮影ですが、既に準備で慌ただしくなっていました。
アナベル街道 だいぶ咲いてきました
さて、昨日は「七夕」でしたが、曇っていたので星空は見えませんでした。
働き者だった織姫と彦星は、結婚した途端に働かなくなり
怒った天帝が二人を天の川を隔てて引き離し、1年に1度7月7日に会うことを許した、
手短に言うと、こんな伝説がありますね。
天の川をどうやって渡っているのかといますと、
どこからともなくカササギが現れ、並んで橋を作り二人を会わせてくれるそうです。
ただ雨になると天の川の水かさが増し、渡ることができないと言われていますが、
雨でもカササギが橋を作って渡してくれるというお話しもあるようです。
7月7日に降る雨を「催涙雨(さいるいう)」と言い、
二人が会えず悲しんでいる涙だと言われているものの、
二人が出会えた喜びの涙だという説もあるようです。
では曇りの場合はどうなのか、と思っていたところ、
1年ぶりに会えた二人が、他の人に見られないように隠れるため、
という情報もありました。
雨や曇りでも、二人が会えたと信じたいですね。
7月7日はまた、二十四節気の「小暑」でした。
「小暑」は文字の通り、本格的に暑くなる少し前という意味です。
また、「大暑」までの期間も指しています。
「小暑」から「立秋」までが「暑中」となり、「暑中見舞い」を出す時期になります。
お中元もこの時期ですね。
「小暑」を迎えると、衣食住のあらゆるものが夏向きに変わります。
梅雨明け間近ということで集中豪雨が多く発生する時期でもあります。
雨の降り方に注意しつつ、
これからの暑さを乗り切るためにも、栄養や睡眠をとって備えていきましょう。
ハナビラダケ
ドクベニタケ
雨が多くなっているので、キノコ類も生えてきています
ソヨゴ
ソヨゴは、モチノキ科モチノキ属の常緑高木です。
常緑のため冬でも葉が青々としていることから「冬青」と書きます。
柄の長い葉が風に揺れて音を立てる(=そよぐ)ことから名付けられたそうです。
雌雄異株で、花はとても小さく、雌花は1~2個のみがまばらに咲くため、あまり目立ちません。
センター横の林の中に咲いていますが、たぶん雌木だと思われます。
散策路「からまつの小径」では、
ウバユリ まだ咲いていません
ヨツバヒヨドリ こちらももう少し
オニノヤガラも見られるようになりました
ジャノメチョウ
前線が停滞しているため、午後も同じような天気が続いています。
クラフト市、なんとか天気がもってくれてよかったです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 22.2℃ 15:00現在
午前中よりも薄暗くなってきましたので、これから雨が降り出し、
夜から遅くにかけては本降りになる時間帯もありそうです。
今日のセンター
足場がなくなりすっきりしました。
まだデッキの塗装があるため、自販機は外に出ています。
- 更新日2023年07月06日
- カテゴリ四季の森だより
早朝はまだ雲が多かった空でしたが、
通勤時間帯くらいからは強い日差しが注ぐまでに回復していました。
日中は予報通り暑くなりそうです。
八ケ岳
入笠山方面
富士山もよく見えていました
今朝は空気が澄んでいますが、今日は黄砂が飛来する予報がありましたので、
これから霞んでくるのかもしれませんね。
過去に、7月に黄砂が観測されたことはないそうなので、
黄砂が確認されれば、統計が始まってから初めてとなるそうです。
さて、明日から3日間、八ヶ岳自然文化園で「八ヶ岳クラフト市」が開催されますが、
7月に入り、原村関連のイベントがあれこれと開催されます。
申込みが必要なものもありますので、まとめてご紹介します。
7月15日からは、恒例の「原村高原朝市」が開催されます。
今日は交差点付近などで看板を設置していました。
7月~9月の月1回、八ヶ岳自然文化園で原村の星に親しむイベント
「星みる夜」が開催されます。第1回目は7月16日(土)です。
八ケ岳西麓ワインバレーが誕生したことを祝して、
諏訪ステーションパークに県内24社のワイナリーが集結し、
100種類以上の長野ワインをテイスティングできるイベント
「NAGANO WINE FESTIVAL in SUWA」が開催されます。
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東京や長野で活躍する数々のバンドが集結する野外ライブが
7月23日(日)に八ヶ岳自然文化園で開催されます。
また、「八ヶ岳星空映画祭2023」が8月6日から、
「第30回サマーホリデーin原村星まつり」も開催されますが、
まだ詳細が決定されていませんので、実行委員会のサイトでご確認下さい。
夏休みが始まりますので、イベントが盛りだくさんですね。
ご来荘の折にお出掛けいただいてはいかがでしょうか。
今日の午前中は芸術的な雲が広がりました。
午後も晴れて気温が上昇しました。
今日は風がないので余計暑さを感じます。
こけもも平(標高1500m)観測データ 25.3℃ 12:50現在
昼過ぎから少し雲が発生していますが、
雨が降るような空ではありません。
今日のセンターとシモツケ
夕方から足場の撤去が始まりました。
アナベル街道(村道ペンション線)
- 更新日2023年07月05日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は既にぼんやりした空模様でした。
気温はそれほど低くはないものの、
日差しがない分、少しひんやりと感じるほどでした。。
八ケ岳
入笠山方面
まるやち湖
今朝はまだ近くの山は見える状態でしたが、徐々に天気は下り坂です。
ペンション街で見つけた花です。
ホタルブクロ
ヤナギラン
チンシバイ(ニワナナカマド)か
背が高いのでホザキナナカマドかもしれません。
夏の白い花は爽やかですね
ニュース更新時間がありませんので、今日は画像のみご紹介します。
今日の別荘地内の様子です。
からまつ平(立場林道)
しらかば平P区画
こけもも平1・4区画
山荘のお庭では、コアジサイが咲きはじめていました
近くを通るといい香りがします
マツムシソウ ウツボグサ
ノアザミ
シャラノキ 赤紫色のムラサキツユクサ
カラマツソウ
キツリフネ ナワシロイチゴ
イブキトラノオ
ビオラ
午後から時折パラパラと雨が降るようになってきましたが、
それほどまとまった降り方ではありません。
ただ風が強くなってきたので、本降りになる時間帯もありそうです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 18.0℃ 15:00現在
今日は朝からあまり気温が上がらず、暑さからは解放されましたが、
明日の日中は晴れて気温が上昇し、厳しい暑さが予想されています。
体調管理にお気をつけ下さい。
森林軌道近くのシモツケが満開です
- 更新日2023年07月04日
- カテゴリ四季の森だより
梅雨の中休みで、朝から日差しが強い本日です。
昨日は満月でした。
前日の夜は雲が出ていたので、無理かなと思っていましたが、
昨晩はよく晴れて、満月も美しく見えました。
皆様はご覧になりましたか。
7月の満月は「バクムーン」といい、
オスのシカの角の生え変わる頃ということでこう呼ばれます。
八ケ岳方面 山頂付近に雲が出ていました
入笠山方面
まるやち湖 今日は1台も車がいなかったので、公園全体を撮影してみました
駐車場のカラコギカエデ(唐子木楓)の翼果 馬の蹄鉄のような形ですね
クルミの果実 いよいよ実りの季節になってきました
通勤途上では、栗の花が満開です。
クリの雄花
クリの雌花 栗の実りはこれからですね
さて、7月2日は「半夏生」でした。
「半夏生」は、天文学的には夏至から11日目の太陽の黄径が100度に達する時をいいますが、
七十二候のひとつで、暦の上では7月2日から七夕までの5日間を指しています。
農家にとっては大事な節目で、田植えの終了を示す日としての役割がありました。
東北地方などでは、半夏生の後に田植えをすると、
1日につき1粒ずつ収穫が減ると言われているそうです。
また半夏生の日には天から毒が降るとも言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、
作物の種を蒔いてはいけないとか、この日にとれた野菜は食べてはいけないなどという
言い伝えが残る地域も多くあるようです。
食中毒が発生しやすい時期でもあり、衛生管理が難しい時代でしたから
当然といえば当然ですね。
半夏生 ※お借りした画像です
半夏(カラスビシャク)という薬草や、半夏生(カタシログサ)が咲く時期であることから
「半夏生」となったという説もあります。
半夏生(カタシログサ)は、馴染みがない植物ですが、
ドクダミ科多年草で、日本や東アジアの水辺や湿地に自生しています。
京都の建仁寺の庭園はこの半夏生がみどころのひとつになっていますので、
京都の夏は暑いですが、足を運んでみたいものですね。
さて今週末は八ヶ岳自然文化園で「八ヶ岳クラフト市」が開催されます。
チラシ(外面)
チラシ(内面)
毎年人気のイベントで、楽しみにされていた方も多くいらっしゃると思います。
作家さんとの会話を楽しみながら、お気に入りのクラフトを見つけて下さい。
当日は、駐車場や周辺道路の混雑が予想されますので、
ご滞在の方は徒歩でお出掛けいただくのがお勧めです。
梅雨時期ですが、天気がなんとかもってくれるといいですね。
一昨日、散策路「からまつの小径」で出会いました。
ニホンリス
はじめは木を伝って素早く動き回っていて、撮影は難しかったのですが、
車の陰から覗いていると、地面でなにやら立ち止まって食べ始めました。
何を食べているのかわからないのが残念です。
夏のニホンリスは、全体的にすっきりとした印象で、耳のふさ毛もなくなり、
身体が茶褐色、手足がオレンジ色に変わります。
そして尻尾が長いですね~。
センター周辺ではあまり姿を見せないのですが、美味しい物があったんでしょうね。
皆様も夏と冬の違いなど観察してみて下さい。
午後も夏空が続き気温が上昇して、
事務所内は涼しいものの、外に出ると非常に暑いです。
こけもも平(標高1500m)観測データ 25.0℃ 12:50現在
今日は何度まで上がるでしょうか。
明日は天気がゆっくり下り坂で、夕方から雨の予報です。
今日のセンター 13時過撮影
雨が降ったりした関係で足場の撤去が遅れております
装飾花が咲き始めたヤマアジサイ(原村ペンションビレッジ)






