四季の森ニュース
- 更新日2023年09月16日
- カテゴリ四季の森だより
昨晩なのか今朝なのか四季の森周辺は雨がかなり降ったようで、
今朝はあちこちに水たまりができていました。
そのせいで朝から湿度が高く、おまけにジリジリとした日差しで、
真夏並みの暑さになっている本日です。
日が短くなったので夕方は秋が感じられますが、
9月半ばになってこんなに暑いというのは、異常ですね。
今朝の八ヶ岳
少し雲がありましたが、山にかかる雲はすぐに消え、今日は八ヶ岳がよく見えます。
入笠山方面
まるやち湖
ヒョウモンチョウもまだ元気に飛び回っていました
さて、本日からシルバーウィークなのですが、今年は暦の関係で5連休ではないので残念ですね。
シルバーウィークは、毎年大型連休にならないことから、
希少価値の高い金属に例えられ「プラチナウィーク」などとも呼ばれます。
ちなみに、シルバーウィークが5連休になるのは、次は2026年になるようです。
普通は、暑さが収まり行楽日和になる時期なので、
あちこち出掛けたくなるシルバーウィークですが、
今年はまだまだ夏の暑さが続いています。
どうぞ山荘で夏の疲れを癒して下さい。
今日の別荘地内の様子です。
からまつ平
しらかば平
こけもも平
午前中は八ヶ岳がよく見えました。
ツリバナの実
タカトウダイの紅葉
カツラ 少し黄葉してきました
シラカバ 少しずつ黄葉し葉を落しています
タラの木の花もそろそろ終盤で、種が出来ているようです
種は次第に黒くなっていきます
サンショウバラの実
ハウチワカエデの紅葉
ヤマボウシの実
コスモス
だんだん花が少なくなってきたので蜂も大変です
午後は雲が広がり、15時頃外に出るとパラパラと雨が降り出していましたが、
その後は雨は止んで日も差しています。
ただ空を見上げると乱雲が近づいているようにも見えるので、
夜にまた雨が降るかもしれません。
こけもも平(標高1500m)観測データ 27.4℃ 14:10現在
今日のセンター 13時過撮影
センター近くの山荘には早くもハロウィンカボチャが登場しました
- 更新日2023年09月14日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は低い雲が早くに消えて、八ヶ岳がよく見えていました。
八ケ岳がくっきり見えているのは何日ぶりでしょう
入笠山方面
八ケ岳を撮影しようと車から降りると、数羽のトビが慌てて飛び立っていきました。
巣だったばかりの若鳥なのでしょうね。
遠くの山は相変わらず雲で見えなかったので、昨夕の富士山をご覧下さい。
県道鉢巻線富士見高原リゾート付近からの撮影です
我が家の近くの富士山スポット
朝は雲が多く、夕方に山が見えるということが多いこの頃です。
さて今日は「コスモスの日」です。
「コスモスの日」は制定した団体などが不明なのですが、
3月14日の「ホワイトデー」から半年後となるこの日に、
プレゼントにコスモスを添えて交換し、お互いの愛を確かめ合う日とされています。
花言葉は色によって多少の違いがあるのですが、赤いコスモスは「愛情」「調和」です。
大切なパートナーへ贈るのにはぴったりの花ですね。
コスモスは「秋桜」と書きますが、名前の通り秋の季語になっている植物です。
日本のどこでも咲いていて、身近な花ですよね。
キク科コスモス属の1年草ですが、
日本の在来種ではなく、明治時代にヨーロッパから伝えられたとされる外来種です。
コスモスの原産はメキシコで、
最初に持ち込まれた、スペインのマドリード王室植物園の園長であったガバニレス神父によって
「コスモス」と名付けられました。
コスモス(cosmos)は、古代ラテン語で「秩序だって美しいもの」「完結された世界観」を表す言葉、
またギリシャ語や英語では「宇宙」を意味する言葉です。
神父の目にはコスモスが秩序ある宇宙に見えたのかもしれません。
茅野市芹ケ沢の国道299号線(メルヘン街道)沿いのキバナコスモスもちょうど見頃になっています
コスモスとキバナコスモスは同科同属なのですが、種が違います
長野県内にはコスモスの名所がたくさんあります。
北信の黒姫高原、東信のコスモス街道や内山牧場、南信では治部坂高原や開田高原などです。
残念ながら諏訪地方には花畑のスポットはないのですが、
身近な花ですので、庭先などでも見ることができます。
コスモスは日が短くなってくると花芽をつける「短日性」の植物ですが、
現在では品種改良が進み、こうした性質を持たない品種も作られ、
春に種を蒔いて夏に花が咲く種類も出てきているようです。
コスモスシーズンですので、お出掛け先でカラフルな花を楽しんで下さい。
昨日の撮影ですが、
今年は稲刈りが早そうなので、黄金色に変わった水田を撮影してみました。
茅野市芹ケ沢地区
茅野市豊平地区
この時期しか楽しめない日本の原風景です。美しいです。
今朝の通勤途上では、
既に稲刈りが終っているところもありました
こちらは稲をはぜ掛けしてあります。
刈り取った稲を、はぜ棒を組んだものに掛けて、天日干しをします。
自然にお米が適正な水分量になり、
茎に残った養分をお米が吸収するため、旨味が増すとも言われています。
また、天日でゆっくり乾燥させると、機械乾燥より割れ粒が少ないなどのメリットもあるようです。
ただ、干しむらが起こらないように、入替え作業をしたり、
雨の時は雨除けビニールを掛けたり、手間と労力が必要になります。
今週末は3連休になりますので、稲刈りをするところもありそうです。
今日は朝から天気がよかったのですが、昼頃から雲が出て少し薄暗くなってきました。
また夕方から晴れてくるのかもしれません。
こけもも平(標高1500m)観測データ 25.1℃ 13:40現在
今日のセンター 13時頃撮影
別のスタッフが、一昨日から北アルプスの蝶ヶ岳へ登山をしてきました。
蝶ヶ岳は比較的起伏が少なく北アルプス入門の山として人気があります。
蝶ヶ岳から見る穂高連峰
頂上からの穂高連峰や槍ヶ岳の眺めは、北アルプスでも随一とも言われています
モルゲンロートの槍ヶ岳
神々しいご来光
日章旗のような光です
- 更新日2023年09月13日
- カテゴリ四季の森だより
今朝も朝曇りでした。
今日は天気の回復がゆっくりで、
このまま曇りではないかと思うほどでしたが、晴れてきました。
八ケ岳は相変わらず見えたり曇ったりです。
入笠山方面 山にかかる雲というより手前に浮かんでいる雲のようです
八ケ岳はまったく姿がみえませんでした
エコーライン沿いのヤマボウシは赤い実が目立つようになってきました
こちらは花が終盤のソバ畑ですが、
まだ見頃の畑もあります
満開のソバの花が綺麗です
まるやち湖 晴れてきていましたが山はまだ見えていません
八ケ岳自然文化園の入付近は、オオヤマザクラなどが色づいてきました
さて、先日スタッフが北アルプス後立山連峰の唐松岳・五竜岳を縦走してきました。
伸び伸びになっていましたが、ご紹介させていただきますね。
コースはおおまかにこのような感じです。
1日目 白馬八方尾根スキー場 ー 唐松岳 ー 唐松岳頂上山荘(泊)
2日目 唐松岳頂上山荘 ー 五竜岳 ー 遠見尾根 ー 五竜スキー場
八方尾根スキー場からリフトを乗り継いでいきます
八方池
コマクサも咲いていました
手前に見える不帰ノ嶮(かえらずのけん)の奥に白馬三山が見えそうで見えないですね
五竜岳頂上(2696.4m)
唐松岳は百名山に名を連ねる山で、山頂からは立山連峰や天気がよければ遠方の山々も眺められる
アルプスの展望台とも言われます。
山頂から南の方向には、明日のコースと五竜岳が見えます
こちらは唐松岳頂上山荘 キャンプ場もここにあります
こんなところに泊まるなんてすごいですね。
テント場から望む五竜岳
2日目朝、
雲海
牛首の鎖場
難易度は髙くないようですが、足場が濡れていたり、強風の際は要注意です。
立山連峰が見えてきます 一番高い山が剣岳です
五竜岳頂上(2814m)
五竜岳も日本百名山に名を連ねている山で、どっしりとした雄大な山容が魅力で、
眺望も素晴らしいです。
また、春先に現れる武田菱の雪形でも知られています。
山頂から五竜山荘への稜線
五竜山荘
鹿島槍ヶ岳の氷河も見えます
遠見尾根
チングルマの綿毛
遠見尾根を下って無事五竜スキー場に下山、
五竜スキー場から八方尾根スキー場へはシャトルバスが運行されているそうです。
天気も快晴ではなかったものの、雨に降られることもなく、
雲間から周辺の山々も見えてよかったのではないでしょうか。
登山に慣れているスタッフは「行ってくる」「行ってきた」と簡単に言うのですが、
私にとっては、とてつもなく大変な事に思えてなりません。
多分次の日は仕事にならないでしょう(笑)。
本格的登山がお好きな方は北アルプスにチャレンジしてみて下さい。
午後も青空が広がっていますが、
山には雲があり、不安定な天候です。
こけもも平(標高1500m)観測データ 25.0℃ 12:50現在
今日のセンター 13時頃撮影
昨日と何か違っているのがわかりますか。
実は飲料の自動販売機が撤去されました。
近日中に後継機をセンター入口横に設置の予定ですので、
しばらくお待ちください。
今日は飛行機が飛んでいました
- 更新日2023年09月12日
- カテゴリ四季の森だより
今朝も雲が広がっていましたが、徐々に雲は消えつつありました。
ただ大気の状態が不安定なので、
山が見えたと思ってもすぐに隠れてしまうような状態です。
八ケ岳方面 山にかかっている雲ではなく、手前に浮かんでいる雲です
入笠山方面 こちらもすぐそこに浮かんでいる雲で山が見えません
ノアザミが綺麗に咲いていました
まるやち湖 雲が消え八ヶ岳が見えるようになりました
今日の別荘地内です。
からまつ平A・B区画
エゴノキの果実
サワフタギの果実
しらかば平V区画
ヤマボウシの果実
ノブドウ 少し色づいてきました
こけもも平1・3区画
ヤマブドウ
カンボクの果実
実りの秋で、別荘地内でもいろいろな樹木の果実が見られます。
センター向かいの駐車場では、
トチノキに果実ができていました
トチ餅やトチの実煎餅など、お土産でよく目にすると思いますが、
お菓子の原料になるのがトチの実です。
画像でもわかりますが、果皮が非常に厚いのが特徴で、
熟すと果皮が3つに裂け、栗のような光沢ある種子が1~2個出てきます。
栗に似ているので食べられそうにも思えるのですが、苦味が強くアクを抜かないと食用にはなりません。
トチの実 ※お借りした画像です
トチの実は、縄文時代から食用にされてきました。
水田を持たない山村では大事な食糧源で、1本の木からの収穫量も多く、
デンプン質も豊富で、天日乾燥させると10年以上も保存ができるそうです。
ただ、水さらし法や加熱法、その両者を併用する方法でアクを抜く必要があり、
アク抜きには半月以上の日数がかかります。
トチノキは漢字で「栃の木」と書きますが、名前の通り栃木県の県木で、日本の固有種です。
セイヨウトチノキ(マロニエ)もトチノキによく似ていますが、果皮にトゲがあるのが特徴です。
トチノキの名前の由来は諸説ありますが、
「十」(ト)、「千」(チ)を表し、果実がたくさんなることから名付けられたというのが一説です。
トチノキは実がなるまでに三代かかるとも言われ、
「トチを刈る馬鹿、植える馬鹿」ということわざもあるようです。
いざという時に食料になるトチを刈るのも、
自分の代で実らないトチノキを植えるのも馬鹿だという意味です。
撮影した木も数十年かかって実るようになったと思うと、なんだかとても貴重に感じますね。
旧森林軌道駐車場にありますので、どうぞご覧下さい。
今日も昼頃から雲が増えましたが、大きな天気の崩れはありません。
ただ天気は不安定なので急に雨が降り出すこともあります。
いつになったら安定した晴れになるでしょうか。
こけもも平(標高1500m)観測データ 24.0℃ 13:00現在
気温は、今日の最高気温になります。
今日のセンター 13時頃撮影
昼頃、ヘリコプターが八ヶ岳方面へ向かって飛んでいました
何かあったんでしょうか
- 更新日2023年09月10日
- カテゴリ四季の森だより
今朝も雲が多く、雨もポツポツ降っていたのですが、
次第に天気は回復してきました。
八ケ岳方面
今朝は南八ヶ岳側が雲で見えませんでしたので、北八ヶ岳側を撮影しています
入笠山方面は雲が出てスキー場も確認できないほどでした
まるやち湖 南八ヶ岳も見え始めていました
実りの秋になり、まるやち湖の駐車場のクルミの木もたくさん実をつけていました
また通勤途上でも、
クリの実が大きくなっていました
今年は豊作に見えますので、秋の味覚が楽しみです
シラハギ(シロバナハギ)が咲き始めています
シラハギはミヤギノハギの変種という説や、ニシキハギの栽培品種という説、
またシラハギとシロバナハギは別種だという説があったり、素人では判別するのがとても難しくなります。
ハギは、秋の七草の一番目に挙げられる植物です。
漢字では草かんむりに秋と書きますので、正に秋を代表する花と言えます。
とはいえ、初夏から花を咲かせている品種も多いですね。
「萩」という漢字は、日本で作られた漢字(国字)です。
「国字」とは、漢字の要素や作り方を真似して日本で作られた和製の漢字のことです。
同じ国字の木「椿(つばき)」がありますが、
「椿」は木へんですが、「萩」は草かんむりです。
萩は草ではありませんが、太い幹を作らず、地際から枝が分かれて生え
枝垂れてくると葉と花に覆われ、草に近いように感じるため、
草かんむりで漢字が作られたということです。
さて、いよいよ芸術の秋ですが、9月23日から10月1日まで茅野市で
「第26回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」が開催されます。
今年、小津安二郎監督は生誕120年、没後60年を迎えます。
小津安二郎監督作品をはじめ、小津監督が描き続けてきた「家族」をテーマに、
話題の邦画、洋画、アニメ作品の上映や、
ゲストによる舞台トークショーなどが行われます。
チケット情報など、詳細は公式サイトでご確認下さい。
蓼科プール平にある無藝荘は小津監督が晩年、
仕事場、接待の場所として使用した山荘で、
現在の場所からは1kmほど離れた所にありましたが、
平成15(2003)年の小津監督生誕100周年を記念して移築されました。
現在は蓼科観光協会によって維持保管されています。
無藝荘
映画祭開催期間中、無藝荘も開館しますので、こちらへもお出掛け下さい。
さて、1週間ほど前になりますが、
我が家近くの電線にツバメがたくさん止まっていました。
巣立った幼鳥たちで、親鳥の行方をじっと見つめています
親鳥は既にエサを与えなくなっていて、飛び立つよう促していました
今年はあまりツバメを観察できなかったので、また来年を楽しみにしたいと思います。
気温が下がり、エサになる昆虫が少なくなると南へ帰っていきますが、
もう間もなくですね。
センター裏手のゴミステーションの向かいの森ですが、先日草刈りを実施致しました。
綺麗になりました
ところが、
何やら地面に転がっていて、近づいて見ると、なんとスイカでした
こんな場所でスイカができるはずもないし、割れてもいないのでなんとも不思議です。
センタースタッフの間で、いろんな憶測がなされていますが、
結局のところ謎のままです(笑)
昼頃に少し雲が広がりましたが、夕方にかけて青空が戻ってきました。
今日は朝も曇っていましたし、昼頃も日差しが少なかったので、それほど暑さを感じませんでした。
二十四節気は、9月8日から「白露」へ変わっています。
露が降り白く輝くように見える頃という意味です。
夜の気温が下がって空気中の水蒸気が冷やされると水滴となって葉や花につくようになります。
今のところ、それほど夜の気温が下がることがないのですが、
急にぐっと下がる日も出てきますので、どうぞ体調管理にお気をつけ下さい。
今日のセンター 13時頃撮影
散策路「からまつの小径」のサワフタギの実はだいぶ色づいてきました