四季の森ニュース
- 更新日2023年01月09日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は快晴ですが少し寒さが緩みました。
こけもも平の今朝の最低気温は、-5.2度(4時)でした。
1時間ごとの気温ですので、もう少し下がった可能性はあります。
寒さが緩んでくると、遠くの風景が霞むようになってきます。
今朝の八ヶ岳と立沢大橋
入笠山方面
富士山
まるやち湖 今朝は文化園側から撮影してみました
園内はまだ雪が多いです
1月の連休も今日が最終日です。
年末から今日までお休みという方もいらっしゃったのでしょうか。
寒い日が続きましたが、天気が安定してとてもよい年末年始でした。
さて、今日は「成人の日」ですが、
「大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い、励ます」
ことを趣旨として制定された祝日です。
民法の改正により、昨年から成人年齢が18歳に引き下げられましたが、
ほとんどの自治体では二十歳を対象に式典が行われるようです。
原村は、「成人の日」ではなく帰省に合わせて例年正月3日に祝賀会が開催されますが、
今年も、1月3日に原村中央公民館で「二十歳を祝う会」が行われました。
対象者は88人(男性37人、女性51人)で、そのうち58人が出席したそうです。
日本の成人式の起源は、奈良時代までさかのぼります。
当初は「元服(げんぷく)」と呼ばれるものが成人の儀になりますが、
その由来は中国古来の儀式「冠礼」に習ったものだとされています。
元服の「元」は、首や頭を表しており、「服」には衣服や着用、また冠といった意味があります。
すなわち、大人の象徴ともいえる冠を頭に被せ、衣服を改めることによって
一人前の大人になったことを示す儀式でした。
元服の年齢は明確には決められておらず、11歳~16歳頃に行われていたそうです。
また女性は、「裳着(もぎ)」という儀式があり、腰から下にまとう衣服を身につけ、
垂らした髪を結いあげる髪上げなどが行われました。
ただ、こうした儀式は公家や武士などの上流階級だけのもので、
庶民の間では形式ばったことは行われず、
「米俵を一人で運べるようになる」とか「一人で狩りができるようになる」、
女性ならば「一人で反物をこしらえることができる」などが
一人前(成人)の証とみなされていたようです。
寒中の行事ですので、荒れた天気のことが多い「成人の日」ですが、
今年は穏やかな日になってよかったですね。
今日の別荘地内です。
からまつ平
からまつ平
しらかば平
しらかば平
こけもも平
こけもも平
共用道路
県道鉢巻線
まだ日陰には多くの雪があり、凍結していますが、
今日は日中の気温が上昇しているので、雪解けが進んでいます。
今日昼前の玉川地区からの眺望です。
南八ヶ岳
北八ヶ岳
蓼科山、北横岳
霧ヶ峰、車山
茅野市街地方面
午後になると、北から雲が広がってきていますが、
15時現在まだ晴れています。
これから雲が広がり、明日の明け方まで曇りとなる予報です。
販売管理センター 7℃ 14:50現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 4.5℃ 14:40現在
こけもも平は、6.4度(13時50分)まで気温が上がりました。
次の天気の崩れは週末になりそうです。、
サザンカの葉
- 更新日2023年01月08日
- カテゴリ四季の森だより
今朝も快晴です。
天気図を見ると、縦縞模様の冬型の気圧配置は崩れているのですが、
こういう時は風は収まるものの、放射冷却が強くなります。
今朝のこけもも平の最低気温は-7.2度(6時50分)が観測されました。
さて、昨晩の満月はご覧になりましたか。
私は帰宅した時に既に月が昇っていたので撮影をしてみたのですが、
雲が多く出ていて、ぼんやり見える月が雲に隠れる寸前でした。
18時過に撮影
夜遅くには月を眺めることができなかったのですが、
今朝、西の空に月が見えていました(7時過に撮影)
1日遅れでしたが今年初めての月見ができました(笑)
日の出がまだだったので、近くの富士山スポットに行ってみたところ、
ぼんやりながら朝焼けの富士山が美しく見られました
寒いですが、朝活もいいですね。
今朝は八ヶ岳ズームラインからの八ヶ岳をお届けします。
八ヶ岳が迫ってくるようです
北八ヶ岳
霜で真っ白になった畑の向こうには北アルプスが薄っすら見えています
車山方面
いい天気で気持ちがいいです。
まるやち湖からの八ヶ岳
今朝は日曜日ですが、車が1台もなく静かな湖畔です
ベンチは霜で真っ白でキラキラ輝いていました(光が星のように見えますね)
さて、お正月には「御神酒」「お屠蘇」など、日本酒が欠かせませんね。
暮れから年明けにかけて日本酒を楽しまれた方も多いのではないでしょうか。
お祝い事と密接に結びついている日本酒ですが、「御神酒」と「お屠蘇」の違いはご存じでしょうか。
「お屠蘇」は、無病息災や延命長寿を祈願して元旦に飲む薬草酒のことです。
いくつかの生薬を調合した「屠蘇散(とそさん)」や「屠蘇延命散(とそえんめいさん)」
と呼ばれるものを日本酒やみりんなどに漬けこんで作ります。
「蘇(そ)」と呼ばれる病気をもたらす鬼を、
「屠(ほふ)る」(滅ぼす、打ち負かす)という説や、
「蘇」という漢字にはよみがえるという意味があるため、
邪気を追い払って魂をよみがえらせる、という説などがあります。
「お屠蘇」は、平安時代に中国から伝わり、お正月の宮中行事に用いられていましたが、
江戸時代になると庶民にも広まっていきました。
ただ、地域によっては日本酒を「お屠蘇」として飲んでいる地域もあるようです。
作法は、家族全員で東の方を向き、年の若い人から順に飲んでいきます。
年少者が先に飲む理由は、毒見役だったからとか、
若者の生気を年長者に伝えるためとも言われています。
但し厄年の方がいる場合は、最後に飲むとされています。
次に「御神酒(おみき)」ですが、
名前の通り、神様に供えた後にいただくお酒のことです。
神様に供えた酒には、霊力が宿り、
いただくことで、神のご加護が得られるとされています。
「御神酒」は、白酒、黒酒、濁酒、清酒の4種類を供えるのが正式なのだそうですが、
現在は簡略化され、清酒のみを供える場合が多いようです。
作法は、年長者から順に飲んでいくのが「御神酒」になります。
御神酒
日本の行事にはまだ知らない歴史や由来などたくさんありそうですね。
毎月8日は「信州地酒で乾杯の日」なんですよ。
豊かな自然と水に恵まれた信州は酒蔵の数も多くあり、
諏訪地方にも数々銘酒がありますので、お好みの日本酒を探していただき、
乾杯してみて下さい。
午後も天気よく、少し寒さが和らいだ本日です。
販売管理センター 6℃ 14:40現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 4.0℃ 14:40現在
こけもも平の最高気温は、5.1度(14時20分)でした。
雪解けが進むといいですね。
たてしな自由農園原村店
オーナー様にお知らせです。
たてしな自由農園原村店ですが、
店舗改装工事のため
1月10日(火)~19日(木)まで臨時休業になるようです。
レストラン、ベーカリーも併せて休業になりますので、
どうぞご注意下さい。
今日のセンター 13時20分頃撮影
ヒヨドリ
- 更新日2023年01月07日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は薄雲が出ているくらいで、よく晴れていました。
晴れていたので、非常に寒く、
こけもも平の1時間ごとのデータによりますと、氷点下8.3度(7時)まで下がりました。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
富士山 遠くの山々は霞んでいました
まるやち湖
さて、昨日から二十四節気の「小寒(しょうかん)」に入りました。
「小寒」と「大寒」を合わせた期間は「寒中」「寒の内」などと呼ばれ、最も寒い季節になります。
「小寒」は、「大寒」を前に小さい寒さという意味ですが、
実際には「小寒の氷 大寒に解く」という故事があるように、
実際は「小寒」の頃のほうが寒いと感じることも多いですね。
「小寒」の行事や風習は、1月7日が「人日の節句」で七草粥をいただく日、
1月11日は「鏡開き」、1月15日は小正月で、どんど焼きなどが行われます。
七草粥
皆様、七草粥は召し上がりましたか。
年末年始に酷使した胃腸をいたわるとともに、
無病息災の願いが込められている七草粥ですが、
似たような言葉に「七草爪(ななくさづめ)」というのはご存じでしょうか。
他に、「七日爪(なのかづめ)」とか「七種爪(ななくさづめ)」、「菜爪(なつめ)」
などと呼ばれることもあります。
これは、七草粥と同じように1月7日に行われる行事で、
新年になって初めて爪を切ることを言います。
昔は、新年を迎えた後、1月7日までは爪を切ってはいけないとされていました。
その理由は、お正月を血で穢すことを忌み嫌っていたからと言われています。
昔は爪切りの道具がなく、小刀などの刃物で爪を切るため
うっかり指を切ってしまい、出血することが多かったんですね。
昔の人は、爪だけでなく、お正月に刃物を使うことは
「良縁も切ってしまう」と考えていたため、
爪切りだけでなく、刃物全般を使うのを避けていて、
現在でもこうした風習を守っているところもあるようです。
七草粥を作る際に残った七草を茶碗に浸したものや、
七草を茹でて冷ました汁に指を入れ、爪をやわらかくしてから
新年の爪切りをする、というのが「七草爪」です。
「七草爪」は、邪気をはらうという言い伝えがあり、
1年間風邪をひいたり病気にならないとも言われているようです。
猫の爪切り(イメージ)
今日は蓼科へ出向きました。
冬の蓼科の風物詩、小斉の湯の氷瀑です
大きく成長していました
蓼科湖(蓼科山、北横岳)
蓼科湖は広いのでなかなか全面結氷することはないのですが、
画像の下の部分は凍っていました
カルガモ
まるやち湖は水鳥の姿がないので、つい目がいきます(笑)
蓼科からの帰路、玉川地区からの八ヶ岳です。
天狗岳~編笠山 11時30分頃撮影
蓼科山~天狗岳
そして、原小学校の天然スケートリンクがどうなっているのか立ち寄ってみました。
寒波で氷の状態もよく、例年より早い1月4日に初滑りが行われました。
学校の授業で使用されるほか、朝や休日の前夜は一般にも開放されるそうです。
氷の状態を見ながら1月末くらいまで使用するそうですが、
滑走の可否は、毎朝7時に判断され、今年からツイッターでも発信しているようです。
「原村スケートリンク管理委員会」のアカウントからどうぞ。
午後は雪が舞うような予報もあったのですが、
雲が少し広がったくらいで、大きな天気の崩れはありませんでした。
気温も少し緩んで、こけもも平でも5度近くまで上がっています。
こけもも平(標高1500m)観測データ 4.2℃ 14:00現在 ※今日の最高気温
今晩は満月です。
原村の天気は、夜の始め頃に雲が広がりますが、夜遅くになると晴れてくるようです。
今年最初の月を見上げてみてはいかがでしょうか。
1月の月は「ウルフムーン」と呼ばれます。
今日のセンター 13時頃撮影
霧ヶ峰・車山
- 更新日2023年01月05日
- カテゴリ四季の森だより
今朝も厳しい冷え込みでした。
こけもも平の観測データを見ますと、今朝の最低気温は氷点下10.1度(7時10分)でした。
その代わりというのもなんですが、空は快晴です。
ただ、寒気の影響で八ヶ岳には今日も雲がかかっていました。
今朝の八ヶ岳 昨日よりは雲が厚くありません
入笠山方面
富士山 今朝も美しい姿です
北アルプス方面(八ヶ岳自然文化園にて撮影)
八ヶ岳自然文化園一番上の駐車場付近はまだ雪がこんなにあります
雪が解けて凍った薄氷の上を歩くとパリパリと音がして楽しいですが、
滑ることもありますの注意が必要です
村道原村ペンション線 凍結していた雪もほぼなくなりました
さて、正月三が日が過ぎると普通の生活が戻ってきますが、まだ正月飾りはそのまま残っていますね。
正月飾りで一般的なのは、「門松」「鏡餅」「しめ飾り」ですが、これらにもそれぞれ意味があります。
「門松」は年神様がやってくるための目印です。
松は1年中常緑で縁起がよいとされ、名前も「祀る」につながることから使われるようになったそうです。
「鏡餅」は、穀物神である年神様へのお供えものであると同時に、
お迎えした時に年神様が宿る場所になります。
「しめ飾り」は、厄や災いを払う役割があり、神聖な場所だということを表しています。
しめ飾りに使われる橙は子孫繁栄の意味が込められているほか、
ウラジロは清廉潔白を表しているそうです。
鏡餅
これらの正月飾りを飾っておく期間のことを「松の内」といいます。
江戸時代初期までは全国共通で1月15日まででしたが、これは小正月までということで、
鏡開きは20日に行われるのがお正月の流れになっていました。
しかし、三代将軍徳川家光が亡くなると、毎月20日が月命日となったため、
鏡開きが11日に変更され、それに伴い松の内の期間も7日までずれることになったそうです。
ただ、これが全国的に浸透したわけではなく、西日本では15日という地域がまだ多くあるほか、
東海・中部地方では7日と15日が混在しているようです。
地域差があるのはこうしたことからだったんですね。
今日は途切れることなく日が差していたのですが、非常に寒い日中でした。
センターでも西日が当たるようになってやっとプラスの気温になりましたが、
真冬日といってもおかしくないような陽気でした。
事務所内にいても底冷えします。
販売管理センター 0.5℃ 15:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ -2.1℃ 15:10現在
明日は寒さが少し緩むようですが、朝の冷え込みは続きそうです。
帰宅する時間ですが、今までは真っ暗だったのですが、
西の空に明るさが残っているのが確認できるようになり、少しですが日が伸びているのを実感します。
今日のセンター 13時半頃撮影
今日は八ヶ岳ブルーの空とシラカバの白のコントラストが鮮やかです
- 更新日2023年01月04日
- カテゴリ四季の森だより
三が日も終わり、仕事をお持ちの方は今日から仕事始めという方もいらっしゃると思います。
近年は雇用形態などが多様化しているので、もう少し長い休みという方も多いですね。
今朝の通勤でも、車の量はそれほど増えていなかった気がします。
ただし、官公庁は1873(明治6)年から、12月29日から1月3日までを休暇とすることが
法律で定められているため4日が土日でない限り、御用始めの日になります。
今朝も厳しい冷え込みでした。
寒い日が続いていますが、雪が降るよりはいいと思いながら過ごしております(笑)
こけもも平の今朝の最低気温は、-9.5度(5時30分)でした。
原村の測候所でも-9.3度でしたので、中心部とあまり変わらない気温でした。
今朝は、寒気の影響で八ヶ岳の雲が厚みを増していたので、
そうした事が影響しているのかもしれません。
今朝の八ヶ岳と立沢大橋
入笠山方面
富士山
落葉に霜がびっしりついています
土手草も真っ白になっていました
さて、今日は「石の日」だそうです。
「い(1)し(4)」という語呂あわせにちなんで制定された記念日です。
制定した団体や目的などはわかっていないようですが、
石や岩は昔から神様が寄り付く場所として尊ばれてきました。
イギリスなどでも「ストーンヘンジ」など昔から石が尊ばれる文化がありますね。
この日にお地蔵様や狛犬、墓石など願いがかけられた石に触れると、
願いがかない縁起がよいとされています。
また来年の1月4日、石に触れてみて下さいね。
石は、石器時代のころから道具としても使われ、人間の生活に欠かせないものですが、
実は人間だけでなく、ラッコにも石が欠かせないんです。
ラッコというと、石で貝を割って食べる姿を思い浮かべますよね。
この石は食事に使うのはもちろんなのですが、
水中に潜る際のおもりとしても使っているそうで、
成長したラッコはお気に入りの石を持っていて、それをずっと使い続ける習性があるようです。
お気に入りの石は、脇の下にポケットのような場所があって、そこに石をしまっているんだとか。
また岸辺に置くという場合も、場所がきちんと決まっているそうです。
なんだかすごく几帳面ですね。
更に、お気に入りの石を仲間に見せつけるというようなこともするそうですよ。
なんだかちょっと見てみたくなりますが、
野生のラッコは乱獲や石油タンカーの事故、気候変動などによって現在絶滅に瀕しており、
捕獲や輸入が禁止され、日本の水族館で飼育されているラッコも高齢化で
いつまで見られるのかわからない状態なのだそうです。
皆様も機会がありましたら、ラッコが見られるうちに水族館にお出掛け下さい。
なんだか「石の日」からラッコの話しになってしまいましたね(笑)
ラッコ(イメージ)
今朝もバードフィーダーにエサを置くと、たくさんの野鳥がやってきました。
カワラヒワは少し遠慮がち(笑)
デッキの手摺でタイミグを探っています
シジュウカラはエサを咥えるとすぐに飛び立っていきます
ゴジュウカラは少し体が大きいので長く居座ります
ヤマガラ
ヤマガラ
今日はコガラが来てくれました
コガラは、スズメ目シジュウカラ科に分類される鳥類で、
頭が黒く、ベレー帽をかぶっているように見えるため、「鍋かぶり」と呼ぶ地方もあるそうです。
昼頃から雪が舞う時間もありましたが、
山からの雪が舞ってきただけのようでした。
雲は多めでしたが、夕方まで日は差していて、
日中も寒かったですが、こけもも平でもプラスの気温になりました。
こけもも平(標高1500m)観測データ 0.5℃ 13:40現在 ※今日の最高気温
明日も厳しい冷え込みは続きそうです。
今日のセンター 15時頃撮影