四季の森ニュース
- 更新日2023年03月22日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は氷点下の冷え込みにもならず、
霞もなくすっきりとした青空が広がり
外に出掛けたくなるようなうららかな陽気です。
今朝の八ヶ岳 採草地の草も青々してきました
入笠山方面 今朝は茅野・諏訪の市街地方面に雲海が発生しているようです
原村は雲の上で日差しがたっぷりです
富士山
雲海の向こう側には北アルプスも見えます
まるやち湖
今朝はカルガモの姿はなく、キンクロハジロや
カワウがメインでした
春うららとは、麗らか(うららか)と同じ意味になり、
春の陽を浴びてすべてのものが柔らかく明るく、美しく見える状態のことです。
「うらら」という語源は、大和言葉の「うらうら」という言葉だといわれています。
大和言葉は日本古来から使われてきた言葉ですが、
文字の並びも音の響きがなんともあたかく、美しい言葉ですね。
そして、春の暖かさとのどかな感じを表すのにぴったりだと思います。
「うらうら」が使われていた古代では、「うら」には「心」や「心のうち」という意味がありました。
なんとなくもの悲しいということを表す「心悲しい(うらかなしい)」という言葉や
「何気ない」や「無心である」また「屈託のない」ないという意味の「心もなし(うらもなし)」
という言葉が生まれました。
その後、「心(うら)」のみで「のどか」を表す言葉になり、
やがて「うらうら」、そして今使われている「うらら」、「麗らか(うららか)」に
変化したといわれています。
「春の うららの 隅田川~♪」
うららと聞くと、滝廉太郎作曲の「花」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
東京など各地でサクラが見頃になっていますので、
今日は「春うらら」がぴったりですね。
センターのオオヤマザクラ まだツボミは固いですが前回撮影よりもふくらんできたように感じます
今日もセンター上空に、飛行機が飛ぶのが見えます
飛行機雲はすぐに消えてしまうので、今日のところは天気の崩れはなさそうです
屋根からの落雪した雪もあと少しとなりました
午後も快晴が続いています。
気温も上がり、上着がいらないほどです。
販売管理センター 21℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 17.2℃ 15:00現在
センターは20度を超え、こけもも平も19.7度(13時20分)まで上がりました。
こうした春うららが続いてくれるといいのですが、
明日から天気は下り坂で、数日雨が続きそうです。
今日のセンター 13時撮影
ジョウビタキ(メス)がやってきました
今年も換気扇内に巣作りするのか気になります
- 更新日2023年03月21日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は薄雲が広がっていましたが、日差しはありました。
こけもも平の今朝の最低気温は-1.8度(5時)で、冷え込みも少なく、暖かな朝でした。
八ヶ岳と飛行機雲 立沢地区本郷小学校付近から撮影
入笠山方面 立沢大規模水田地帯より撮影
富士山
今朝は足を伸ばして原村こひつじ幼稚園付近まで行ってみました。
南八ヶ岳
北八ヶ岳
南アルプス
北アルプスと茅野市街地
霧ヶ峰、車山
霧ヶ峰をバックにノスリを撮影しました
さて、今日は「春分の日」ですね。
この前「啓蟄」になったばかりだと思っていたのですが、あっという間に「春分」です。
やはり3月は去っていく月ですね。
太陽が春分点を通過した日が「春分の日」になり、
太陽が真東から昇って、真西に沈むため、昼夜の長さがほぼ同じになりますが、
日の出は地平線から太陽が出た瞬間、日の入りは太陽が沈んだ瞬間になるため
実際には太陽1個分だけ昼が長くなっています。
今日の四季の森の日の出、日の入り時刻は下記の通りです。
【日の出】5時43分
【日の入り】18時05分
春分は春を分けるという文字の通り、立春から始まった春の中間地点です。
寒い冬に耐えていた植物が芽吹き、冬眠していた動物も目覚める頃。
「春分の日」は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」という趣旨の国民の祝日です。
外に出て春風を感じながら、生き物や自然の尊さを改めて考えてみたいですね。
通勤途上では、
紅梅が咲き始めていました
今朝のまるやち湖です。
今日は祝日ですが、人も少なくのんびりした園内でした。
カルガモ
上空からカワウが着水してきました
北西の空 飛行機雲の跡が多方向に見られましたので、天気は下り坂です
午後から厚い雲が広がってきました。
天気予報によっては雨が降ると予報しているところもあるので、にわか雨があるかもしれません。
販売管理センター 12.5℃ 15:50現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 9.6℃ 15:40現在
木曜日からは雨が続きそうです。
明日は貴重な晴れ間となりそうですね。
今日のセンター 13時半撮影
センター花壇のチューリップ
昨年はシカに荒らされてしまいましたが、今年は大丈夫でしょうか
- 更新日2023年03月19日
- カテゴリ四季の森だより
昨日は日中は雪が降り寒い日でした。
夕方に再び雪が降り出し、翌朝は積雪しているのではと心配になったのですが、
周辺の主要道路には積雪はありませんでした。
今朝は雲ひとつない快晴です。
霞もなく、久しぶりにすっきりと晴れ渡った青空が美しいです。
朝は厳しい冷え込みになりました。
こけもも平の1時間毎の気象データによりますと、今朝の最低気温は-5.9度(6時)まで下がりました。
久しぶりにキリリとした空気感です。
入笠山方面
南アルプス
採草地はこのところの暖かさでかなり草が青々としてきていたのですが、
今朝は昨日の雪と霜で真っ白です
富士山方面には雲があって今朝は見えませんでした
真っ白になった原村の畑から見る今朝の八ヶ岳
北アルプスも真っ白な山頂が見えています
さて、画像でもご確認いただけますが、
今朝は樹氷が美しく見られました。
周辺の様子をご覧下さい。
昨日の雪が木々の枝に着雪し、今朝の寒さで凍り付いています
村道原村ペンション線
樅の木荘上のモミジ並木
まるやち湖からみる園内の木々も白く装っています
しらかばの小径
ヤドリギも樹氷になっています
しらかば平入口(八ヶ岳自然文化園側)
立場林道
センター
センター
センター裏手
水たまりは凍っています
屋根の雪が少しずつ解けて、波模様になっています
朝から屋根からの落雪が続いています
バードフィーダーにも落ちてくるので、午前中は鳥が近づきません
8時半頃撮影
青空と樹氷、絶好の被写体ですが、撮影は時間との闘いですね。
しばらくすると、樹氷は儚く消えてしまいました。
さて皆様「上雪(かみゆき)」という言葉はご存じでしょうか。
この言葉は長野県独自の方言で、
長野県の中南信地方を中心に降る、重く湿った雪のことを指します。
春が近づくと、本州の南岸を南岸低気圧が通過し、
海からの多量の水分をを含んだ湿った雪が降ることが多くなりますが、
こうした雪を「上雪」と呼びます。
名前の由来は諸説あるようで、
ひらひらと舞う様子から紙吹雪の「紙」が由来だという説、
春の女神が降らせる「神雪」だとう人もいるそうですが、
西日本(上方)からやってくる雲から降る雪なので「上雪(かみゆき)」と
呼ばれるようになったというのが今のところ有力説のようです。
今回通過した低気圧は南北に伸びており、南岸低気圧ではありませんでしたが、
雪質は「上雪」でした。
ちなみに、西高東低の気圧配置で降る、
サラサラのパウダースノーは「下雪(しもゆき)」と呼ばれるそうです。
「下雪」は冬、「上雪」は春、そんなイメージです。
ひと雪ごとに春本番が近づきます。
気温は朝から上がっていますが、それほど暖かすぎず、
澄み渡った青空が広がり、清々しい陽気の本日です。
春の雪の後は、こうしたご褒美のような天気になるのが嬉しいですね。
販売管理センタ― 9.5℃ 14:30現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 9.0℃ 14:20現在
晴れているので雪解けは進んでいますが、1日では解けきりません。
明日も道路の凍結にはご注意下さい。
今日のセンター 14時半撮影
フキノトウ
- 更新日2023年03月18日
- カテゴリ四季の森だより
昨晩から降ったのは雨でしたが、
朝、慌てて四季の森のライブカメラを見てみると、
こけもも平は白くなっていました。
やはり、標高の高い場所は雪に変わったようです。
立沢大規模水田地帯は雨でした
エコーライン付近から雨が多めのみぞれ、
そしてまるやち湖は、
ほぼ雪になっていました
木々も白くなってきています
湖岸の遊歩道も白くなりつつあります
幸い道路はまだ積雪していません(村道原村ペンション線)
センター付近はかなり激しい降りになっていました
今日の雪は湿った重い雪で、激しく降っている割には積もりません。
気温も低いまま推移していますが、氷点下ではないのでかなり解けているんですね。
ただ、こけもも平は解けている場所もあるのですが積雪しています。
朝10時過ぎのこけもも平では、
ゴミステーション付近の日陰で5cm弱、最高地点付近の日陰では6cm以上の積雪です。
午前中の別荘地内の様子をご覧下さい。
からまつ平
からまつ平
枝にもかなり着雪しています
しらかば平
しらかば平
こけもも平
急に大きなぼたん雪に変わりました
こけもも平
日当たりのよい右側はアスファルトが見えていますが、左側は6cmほどの積雪と極端な差になります
雪の花
共用道路
午後、こけもも平は除雪を行いました。
この時期のベタ雪は除雪しないほうが早く解けるのですが、少し量が多くなりました。
別荘地内では、雪の重みで木々の枝が下がっているところがあります。
また重みで木の枝が折れることもありますので、十分にご注意下さい。
昼頃までは大粒の雪が強弱をつけながら降り続いていましたが、
13時を過ぎたころから、雪は雨に変わりました。
空も明るくなり、雪解けが加速してきました。
屋根からも落雪しています。
ただ、日中は晴れ間はない予報なので明日まで雪が残る可能性があります。
また、明朝は氷点下の寒さになりますので、道路の凍結にお気をつけ下さい。
雪が降っているのに、今日も野鳥がやってきました。
シジュウカラ
シジュウカラとカワラヒワ
コガラ、ヤマガラやシメもやってきましたが、うまく撮影できませんでした。
「春の雪」は、立春を過ぎてから降る雪のことで、
地面に落ちるとすぐ解けてしまいますが、時には一面の雪景色になることもあります。
同じ意味の雪の表現に「春雪(しゅんせつ)」「春吹雪(はるふぶき)」というのもあります。
この辺では立春過ぎというよりは、3月の雪ですね。
その他、春の雪の季語には、
「淡雪(あわゆき)」、「斑雪(はだれ)」、「雪の果(ゆきのはて)」という言葉もあります。
淡雪は、解けやすくすぐに消えてしまう雪、
斑雪は、春になってまだらに積もった雪の情景、
雪の果は、その春の雪の納めで、陰暦2月15日前後に降る雪のことです。
今日から彼岸入りです。
暑さ寒さも彼岸までという言葉がありますが、
そろそろ、「雪の果」になってくれるといいですね。
販売管理センター 6℃ 14:20現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 3.0℃ 14:20現在
明朝は氷点下の寒さですが、日中は気温が上昇するようなので、
雪はかなり解けることでしょう。
今日のセンター 13時頃撮影
雪庇
屋根からどんどん雪が落ちてきます
- 更新日2023年03月17日
- カテゴリ四季の森だより
昨日は夕方から雲が広がり、
夜から明け方にかけて雨が降りましたが、
気温が高かかったので、雪に変わることはありませんでした。
そして今朝は、春霞で遠くの山々は霞んでいました。
気温も朝から高く、日中は上着がいらないほどです。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
富士山は霞んでシルエットしかわかりません
まるやち湖
今朝も飛行機雲が見えていました
通勤途上では、
ツバキが咲き始めていました
つぼみがたくさんあるので、満開が楽しみです
ツバキしか花は咲いていないと思っていましたが、足元を見ると
クロッカスや
ヒヤシンス、よく見ると右下にムスカリも咲いています
春ですね~
さて、昨日のことになりますが、
スタッフが再びヤマドリ(オス)に遭遇したそうです。
かなり至近距離ですね。
スタッフは、からまつ平L・M地区の近くで集めた枯れ葉を荷台から下ろす作業をしていたのですが、
ヤマドリのほうから近づいてきたそうです。
想像するに、枯れ葉の中に虫がいるかもと期待して近づいてきたのではないでしょうか。
ヤマドリは雑食性で、葉、花、果実、クモ、ミミズなど食べるそうです。
ネットで検索してみると、あちこちでこうした人懐っこいヤマドリがいて、
この個体が特別という訳ではなさそうですが、
オスなので、縄張りを守ろうと相手(人間)の動きを観察しているのかもしれません。
ヤマドリから攻撃してくることはないようですが、
キジ科の鳥のオスの足にはケヅメという後ろ向きの鋭い突起があり、
近づきすぎて攻撃された場合はケガになることもありますので、
ヤマドリが近づいてくるのは仕方ないですが、
人間の方から近づかないほうが無難です。
尾がこんなに長いんです
ヤマドリは、日本の固有種で、本州、四国、九州に生息していますが、
生息地域によって羽の色が若干異なり、5亜種に分類されています。
太平洋側(千葉、静岡、三重、和歌山、山口)はウスアカヤマドリ、
中国地方と四国地方はシコクヤマドリ、九州北中部はアカヤマドリ、
九州中南部はコシジロヤマドリという亜種になります。
私はまだ生で見たことがないので、是非肉眼で見てみたいものです。
皆様も別荘地内で見掛けたら、観察してみて下さい。
午前中、外出の機会がありましたので、八ヶ岳の様子をご覧ください。
中山~編笠山
蓼科山~中山
午後は雲が広がってきました。
今夜遅くから雨が降り出し、日付が変わる頃からみぞれまたは雪に変わる予報です。
気温も低く、夕方まで長い時間降り続き、量も多そうなので、
雪だった場合は積雪となる可能性もあります。
販売管理センター 12.5℃ 16:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 9.8℃ 16:00現在
今日の日中は暖かかったので、
明日が雪になるとは信じらないですが、まだ3月中旬ですから仕方ありません。
ご来荘の皆様は、最新の気象状況をご確認いただき、
道路状況にご注意の上お出掛け下さい。
今日のセンター 13時頃撮影
枝にとまるカワラヒワ
鮮やかな黄色で虫を呼び寄せるフクジュソウ