四季の森ニュース
- 更新日2022年06月30日
- カテゴリ四季の森だより
梅雨明けとともに酷暑が続いています。
四季の森も例外ではありませんが、朝晩が涼いのでありがたいです。
ただ標高が高いので紫外線が非常に強く、日焼け止めなどの対策が必須です。
今朝の八ヶ岳
今日はカメラを家の玄関に忘れてしまったので(笑)、スマホ撮影です。
入笠山方面 飛行機雲が出ています
富士山も美しい姿でした
立沢大規模水田地帯などでは、
クサフジが咲いています。
雑草ではあるのですが、色合いもシックで方向によって色が変わるのでとてもキレイな花です。
クサフジは、マメ科ソラマメ属の多年草です。
今日は、ニュース更新の時間がないため、画像のみとなります。
朝のまるやち湖
原村ペンションビレッジ内ではバラが見頃になっています。
ジャコウアオイ
カンパニュラでしょうか
村道原村ペンション線のアナベルは、
開花しはじめました。
徐々に白くなっていきます。
八ヶ岳自然文化園隣の「しらかばの小径」では、
カラマツソウでしょうか、かなり見頃になっています(ピンボケですみません)
ノアザミも
ウツボグサも
オニノヤガラも咲き始めました
オニノヤガラは枯草と間違えて通り過ぎるところでした(笑)
急に気温が高くなったので、夏の花々が慌てて咲き始めています。
今日は少しが外出した際に八ヶ岳を撮影しました。
12時頃
センターでは、
シモツケ
オルラヤが咲いています。
今日は6月最終日です。1年の半分が終ったと思うと信じられない気持ちです。
いつもなら梅雨でジメジメしている時期なのですが、
今年は、高温でカラカラ状態です。夏の水不足が心配になりますが、
明日は夕立の予報です。また天気予報を見ますと、
来週は雨が多くなるようで、気温も下がるようです。
今日のセンター
センターのルピナスもクサフジのようなシックな色合いです
- 更新日2022年06月27日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝から晴れていたのですが、雲が多めに出ていました。
関東甲信、東海、九州南部の梅雨明けが発表されました。
6月に梅雨明けとは、記録的な早さです。
こういう夏は、暑い都会から逃れて、
涼しい四季の森でお過ごしいただくのがいいと思います。
今日は富士山からの撮影です。(富士見ペンションビレッジ付近)
今朝の富士山は笠雲もなく美しい姿でした。
今朝の八ヶ岳は雲がかかって裾野しか見えません
入笠山方面も今日は雲が出ていました
さて、暑くなってくると虫がたくさん発生します。
一昨日別荘地内を回っていますと、
車に虫が群がってきて、窓を開けているとどんどん入ってきてしまいます。
ほんと、うっとうしいですね。
この虫は、ウシアブだと思われます。
ウシアブは名前の通り、牛などの動物の血を吸うアブで、
獲物となる動物を見つけるために、熱と二酸化炭素を目印にしているのです。
夏の日差しで熱くなった車体と、車から出る排気ガス(二酸化炭素)により
ターゲットと勘違いしてしまうんですね。
エンジンを止めてしばらくすると自然に離れていきますが、
アイドリングをしていると、アブは車から離れませんので、ご注意下さい。
そしてもうひとつ、顔周りにコバエが飛び回るのが嫌ですね。
この虫は「メマトイショウジョウバエ」というそうです。
その名の通り、目にまとわりつくハエです。
通称「メマトイ」は血を吸うようなことはないのですが、
メマトイに寄生している虫が人に感染してしまうことがあるので注意が必要です。
メマトイが顔の周りを飛んでいるのは、
栄養価の高い涙を求めているからという説が一般的です。
メマトイは黒っぽい色に反応して集まる習性があるので、
人間の髪の毛も黒いため、集まってくるのかもしれません。
さらに、ウシアブと同じで二酸化炭素にも反応するそうです。
息をしないわけにもいきませんから、ホント困ってしまいますね。
メマトイの撃退にはハッカ油のスプレーが有効だという情報もあるようです。
これからのうっとしい虫にご注意を!
さて、センターの周りの林では、イボタノキが咲き始めました。
イボタノキは、モクセイ科イボタノキ属の落葉低木で、日本各地の山野に自生しています。
とても面白い名前ですが、
これは、カイガラムシの仲間のイボタロウムシという昆虫が樹皮に寄生し、
分泌した白いロウ状物質であるイボタ蝋(ろう)が採れることから名付けられたそうです。
このイボタ蝋は、家具の艶出しや織物の艶づけ、薬品にも使われていたそうです。
つぼみも可愛らしいです
小さな可愛い花を、別荘地内でご覧ください。
今日は虫に縁があるようで、
ミヤマザクラの葉にこんなイモムシを見つけました。
これはハムシの仲間でしょうか
気温が上がってきたので、虫たちも活発に動き回っていますね。
午後は寒気の影響か雲が広がってきました。
気温はそれほど高くないものの、湿度が高くなっています。
販売管理センター 26℃ 16:20現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 21.6℃ 16:20現在
いつ降り出してもおかしくないような空模様で、明日の朝までは雲が多い予報です。
今日のセンター
通勤途上ではオオマツヨイグサが咲き始めました
- 更新日2022年06月26日
- カテゴリ四季の森だより
今日は朝から曇っています。
時折日が出る時間もあるものの、概ね曇りとなっています。
今日は気温が上がるという報道がされていますが、
四季の森周辺は曇っているので、猛暑というほどではありませんが、
ただ湿度が高いので、不快指数が上がっています。
今朝の八ヶ岳 編笠山と西岳を除いて山頂は雲に隠れています
入笠山
富士山には笠雲がかかっていました 関東東海地方は暑くなりそうです
さて、立沢大規模水田地帯付近でも栗の花が咲き始めています。
遠目に森や林を見ると一角が白くなっているのが栗です。
花が咲くと、独特の生臭い匂いが周辺に漂います。
イカが腐敗し始めた時のような臭いと表現されることもあります。
こちらの栗の木は標高1000m付近のものですが、品種によって開花の時期がずれます。
まだ咲き始めですが、雄花が咲くと木全体が白く見えます。
雌花(真ん中)
栗の花の匂いは、少し前まではスペルミンという成分だと言われていましたが、
最近の研究によると不飽和アルデヒドの一部の成分がこの匂いを出しているそうです。
栗は虫媒花なので、この独特の匂いで虫を誘っているんですね。
匂いが苦手という方も、実になると好きになる方が多いのではないでしょうか(笑)
「匂い」なのか「臭い」なのかは個人の好みとも言えますが、
梅雨を感じる匂いでもあります。
「桃栗三年柿八年」と言われるように、栗の木はとても成長が早いです。
日本一大きな栗の木は、山形県西川町の「大井沢の大栗」と呼ばれる木で、
樹齢は300年以上とされています。(一説には800年だとも言われています)
高さは15m、幹回りは8.5mにもなる大木だそうです。
別荘地内では、ヤマウルシの花が咲き始めています。
ヤマウルシは雌雄異株です。
雄花 花弁の先端が反り返り、雄しべが飛び出しているのが特徴です
まだこちらは咲き始めたばかりですが、たぶん雌花ではないかと思われます
ウルシ属は、樹液や葉にウルシオールという成分が含まれており、
これがかぶれの原因になりますので、触ったりしないようご注意下さい。
私もなかなか近づいて撮影ができません(笑)
秋には美しい紅葉が楽しめます
別荘地内では、カンボクも見頃になっています。
こけもも平
装飾花も真ん中の花も可愛いらしいですね。
皆様も別荘地内でカンボクの花を見つけて下さい。
センター周辺でもシモツケが咲き始めています。
午後も同じような曇りが続いています。
じっとしている分にはいいのですが、身体を動かすと蒸し暑く感じます。
販売管理センター 25.5℃ 15:00現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 21.2℃ 15:00現在
今晩からは晴れてくるようです。
明日は晴れの予報なのでまた暑くなりそうです。
今日のセンター
森林軌道のトロッコの木にもキノコが生えました
- 更新日2022年06月25日
- カテゴリ四季の森だより
今日も朝から晴れて暑くなっています。
今日は「スワコエイトピークストライアスロン大会」が開催されているため、
日中は、八ヶ岳エコーラインをはじめ諏訪地域の各地で交通規制が行われています。
13時過ぎ頃ヘリコプターの音が聞こえてきましたので、
エコーラインをバイク(自転車)が通過している気配です。
炎天下で選手の皆さんは大変ですが、晴れてよかったですね。
今朝の八ヶ岳 八ヶ岳付近は雲が多めに出ています
入笠山方面 こちらは雲ひとつありません
富士山方面も晴れています
八ヶ岳エコーラインは、トライアスロン大会の準備で、真ん中に青色のポールが置かれていました
さて、別荘地内の様子をご覧ください。
からまつ平D・E区画
からまつ平A区画
しらかば平S区画
しらかば平V区画
こけもも平6・7区画
共用道路
そして、別荘地内で咲きはじめた花たちです。
エゴノキ(からまつ平)
イボタノキ(しらかば平)
バイカウツギ(しらかば平)
ムラサキツユクサ(しらかば平)
アヤメ(こけもも平)
ヤマブドウの花(こけもも平)
ヤマブドウは雌雄異株になりますが、道端で見られるのはほとんどが雄株で、
雌株は少し森の中に入って探さないと見つからないことが多いそうなので、
こちらは雄株の花だと思われます。
ヤマウルシの花(からまつ平) 触らないようご注意下さい
ウコギ(からまつ平)
そして、咲き始めではないのですが、
ミヤコグサ
ヤマボウシ
フランスギク(からまつ平)
ハクロニシキ(しらかば平) ※花ではありません
シダ植物
別荘地内でこんな葉を見つけました。
虫こぶがついた葉
虫などが寄生し葉が異常な成長をすることで、こうした突起ができるそうで、
「虫えい(ちゅうえい)」などとも呼ばれます。
寄生というのは共生の一種だということなので、お互いにメリットがあるのでしょうね。
昆虫の他に、ダニや線虫によるもの、菌類や細菌によるものがあり、
葉だけではなく、草類の茎や樹木の細枝、花や果実でも見られる現象で、
総称して「虫こぶ」と呼ぶことが多いようです。
虫こぶは、見ていると気持ちが悪いものですが、
美しく感じられるものや芸術的な感じがするものさえあるのだとか。
そんな虫こぶを見つけたら紹介させていただきますね。
原村ペンションビレッジでは、
シモツケが咲き始めていました。
別荘地内でも日当たりのよい場所では咲き始めています。
いよいよシモツケの季節ですね。
まるやち湖
今日は意外と湿度が低く、午前中は風が心地よかったのですが、
午後は気温が上昇し暑くなりました。
販売管理センター 29℃ 14:10現在
こけもも平(標高1500m)観測データ 26.1℃ 14:00現在
センターは西日が当たるので、30度を越えますでしょうか。
ここのところ、夜から早朝にかけて雨が降るということが多くなっています。
今日のセンター
通勤途上のブルーベリー
- 更新日2022年06月24日
- カテゴリ四季の森だより
今朝は雲も出ていましたが、青空が多めに広がっていました。
気温も高く、朝6時台には既に17.5度(こけもも平)もありました。
夏至なので、暑さが本格的になってきましたね。
今朝の八ヶ岳
入笠山方面
通勤途上の畑では、
ジャガイモの花が咲き始めています。
ジャガイモ(馬鈴薯)はナス科ナス属の多年生植物です。
だからナスの花とよく似た花を咲かせます。
南アメリカのアンデス山脈が原産ですが、今では全世界で栽培されている野菜で
食用になるのは地下の茎が肥大した部分です。
ちなみにサツマイモは根が肥大したものになります。
ナスの花
淡い薄紫色をしたジャガイモの花ですが、
白色の花もあります
花の色の違いは、ジャガイモの品種の違いです。
白色はトウヤやトヨシロという品種、薄紫色はキタアカリや男爵、
青紫色はインカのめざめ、そしてメークインは赤紫色に白の絞りが入ります。
ジャガイモは、コロンブスによって16世紀にヨーロッパへ持ち込まれましたが、
地下茎を食べることやその醜さから最初は奇異の目で見られ、
もっぱら花などの観賞用にしか栽培されませんでした。
フランス革命前はフランス全土が飢饉に苦しんでいて、
それを解決するのにジャガイモが役に立つと考えた薬屋のパルマンチュが
なんとかジャガイモを普及させようと考え、
ジャガイモの花束を王妃マリー・アントワネットへ献上することを思いつきました。
そして送られた花を気に入った王妃が、ジャガイモの花を髪にさして舞踏会へ。
それを見た他の貴族の女性たちも競って髪にジャガイモの花を飾るようになり、
ジャガイモがフランス全土へ広まっていったそうです。
ジャガイモの花の花言葉は、「慈愛」「恩恵」「慈善」「情け深い」です。
ヨーロッパでは何度も飢饉から人々を救ったとされ、
日本でも天保の大飢饉では人々の食糧になりました。
ジャガイモは土地を選ばず栽培が簡単で、
人々のピンチを救ってくれる作物であることから
こうした花言葉がつけられているそうです。
ジャガイモは、花が終わると小さな実をつけます。
イモを育てるために花を摘むという方もいらっしゃるようですが、
ジャガイモの場合は花を咲かせてもあまり収量に変わりがなく、
花を摘むことで少なからず傷がついてそこから病原菌が入り込む可能性もあるため、
摘まない場合が多いようです。
お出掛けの際は、ジャガイモの花の色にもご注目下さい。
ジャガイモ畑の近くにはソバの花が咲いていました。
これは栽培というより、昨年収穫の際にこぼれた種から芽が出て咲いている感じです。
秋ソバを撒く前には耕されてしまいます。
今朝のまるやち湖です。
八ヶ岳は雲が多いですが、青空が嬉しいです。
原村ペンションビレッジ内では、
ハナキイチゴ(紅花木苺)が咲いていました
木苺がなるんでしょうか?今後も注目してみたいと思います。
可愛らしい花ですね
フタマタイチゲ
午後は風が吹いて雲が多くなってきましたが、
夕方になっても日は差しています。
こけもも平(標高1500m)観測データ 26.2℃ 13:30現在
今日も暑くなりました。
炎天下などで作業される際は、休憩と水分補給をお願いします。
今日のセンター
木の切り株に生えたキノコ